うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

マナーの先にあるドラマ

2023年09月22日 | 日記

我が家の玄関はいつだって、

きちんと揃えられた男物の靴と、

脱ぎ捨てられたままの女物のサンダルがある。

 

おはようございます。

その脱ぎ捨てられたサンダルを縫うように、

猫が寝そべっていたりもする訳だが、

そのくせ、私は会社のスリッパは非常に厳しい目で見ている。

 

弊社は内装を綺麗にリフォームして以来、

社内土足厳禁と相成った。

そのため、玄関でスリッパに履き替えるようになったが、

運送会社のドラックドライバー達は忙しい。

そして、大らかだ。

みんな、こんな感じで脱ぎ捨てていくのが常だ。

だから私は、一日中、スリッパを揃え直さなければならない。

もはや、因果応報だ。

しかし、それでも私は帰宅後、自分の靴は揃えない。

どういう訳か、己の所業は気にならないのだから、不思議だ。

そして、毎日、何度もスリッパを揃える中、

だんだん面白く見えて来ちゃっている。

その見事な有様を、写真にまで残している。

 

その中の数枚を、ご覧ください。

「あわてんぼうの几帳面」

向きを揃えて脱いだと推測されることから、

その人はきっと几帳面ではあるのだろう。

だけど、あわてんぼうだから、よろめいて蹴っ倒したまま、

もうほんと、あわてんぼうだから、揃え直さず出掛けて行った?!

 

「君はきっと、やればできる!」

そう、あと少しなんだ。

脱いだ後、ちゃんと揃えようとしたんじゃん?

そうなんでしょう?

君の努力は、もう少しなんじゃん。

 

「それぞれの律義」

正解は、人の数だけ存在している。

脱いだスリッパを、どこを基準に揃えるか・・・

それは、人それぞれだ。

 

「一石を投じる」

一つだけ、ちゃんと揃えられているように見える。

だけどその実態は、まるで間違い探し、いや悪質な嫌がらせとも取れる。

これは、何某かの意志を感じざるを得ない。

 

スリッパの有様に、ドラマを感じる日常なのであった。

そんな我が家も、ドラマチック?

各々、行き倒れているように見えるけど?

 

好き勝手に散らばっているようだけど

おたまは延々、何か言いたげに、あやを見つめているという、

ドラマチック!