うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

院長は、絆創膏レベルだから大丈夫らしいよ(奥さん先生より)

2019年05月14日 | よねの闘病記録

私が住むマンションの植え込みでは、

ツツジが満開になっていた。

 

おはようございます。

ピンぼけた・・・。

 

土日で、よねの様子はガラリと変わった。

闘病をするようになって以来、

私が離れると、「ちょっとー」っと呼びに来ていたのに、

この週末は、逆に私と距離を取りたがった。

離れた座布団で、ずっと静かに動かない。

寝ているのではなく、動かないのだ。

撫ぜても、首をもたげる事もしない。

「これは、まずい」

 

まずいのだが、まずいのか?と考える。

もう、そっとして置こうか?という考えが過る。

静かに嫌がるよねの体中を触りながら、

その手が口元に差し掛かると、ようやく、よねが動いた。

「口が痛いんだよね?」

だったら、まだやる事があるじゃないかと、

過った考えを振り切った。

 

腎不全の症状の中に、口腔内の炎症がある。

その炎症で、痛みが出ているのだろうと考えて、

私は、昨日、病院へ連れて行った。

 

待合室では、老婦人と猫がいた。

老婦人は

「野良ちゃんなんだけど、痩せて行き倒れてるから」と言う。

キャリーケースを覗いてみると、ぐったりした茶白の猫だった。

保護の経緯を聞いている最中、院長から呼ばれ、

老婦人は「お先に」と私に言って、キャリーケースを持ち診察室へ入って行った。

その3秒後、院長の声と老婦人や看護師らしき声が聞こえた。

「うわ~~~」と「きゃーーーー」だ。

院長、名誉の負傷。

 

そして、

次に待っていた私を呼ぶ声は、院長ではなく、奥さん先生だった。

「悲鳴、聞こえた?ふっはっはっは」と笑う、奥さん先生。

私も、つい、うっかり、一旦爆笑して、仕切り直した。

「もう、延命は望んでないんです。

ただ、痛い辛いを楽にできるようにしてやりたいんです。」

そう告げると、奥さん先生は、

「まず、血液検査してみよう」と言い、よねの採血をした。

そして、

「数値は悪い。でも思ったほど悪くないの。

おかっぱさん、まだまだよ。先を考えた、お薬にしましょう。」と。

 

効き目が強いステロイドは、ここぞという時のためのもの。

今回は、ビタミン投与と共に、1~2日効力の痛み止めを注射し、

明日からは、投薬で消炎させて痛みを抑える。

 

という事で、今日から投薬だぞ、よねさん?

おぉぉ、顔が上がったね。

痛みが治まってる様子だな。

 

よね「撫ぜてよね~」

おぉぉ、撫ぜてよねコールも蘇ったのね。

 

ツツジの次は、アジサイの頃か。

よねは、ツツジもアジサイも、きっと見たことがない。

よねが、もし見られるとすれば、それは空に帰るついでに、だろう。

よねが、ついでに見る花が、アジサイなのか、ひまわりか、

コスモスなのかもしれないが、

それを決めるのは、よね、君が決めてくれればいい。

それまで私は、よねの命が、余すところなく燃え尽きて、

きれいさっぱり無くなるまで、よねのご機嫌さんな日々を守りたい。

 

※皆様へ

いつもお越し下り、ありがとうございます。

コメントのお返事や、皆様のブログへの訪問などが

滞る事が増えてくると思います。

申し訳ありません。