うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

平成を駆け足で・・・

2019年04月30日 | 日記

今日で、平成が終わるんですね。

 

おはようございます。

風邪がかなり良くなって、

鼻の中がモゾモゾするから、

鼻ばっかりほじっていたら、うっかり忘れるところだった。

30年前に始まった平成の時代、

思い返してみれば、思い出せない。

振り返りたくても、元年とかその辺の記憶なんて、

まったく無いに等しい。

当時は16歳だったのかな?

どうせ、食っちゃ寝して鼻ほじりながら

ぼさーっと過ごしていたんだろう。

今と変わらねーじゃねーか!

 

しかし、しっかり覚えているのは、猫との記憶だ。

19歳で、初めて猫との暮らしが始まった。

チビというキジトラの大きなオス猫で、

この子が、母さんの猫嫌いを治してくれた。

チビは、毎晩、母さんの腕枕で寝ていたのだが、

その訳は、きっと、家族で最も寝相が良かったのが、

母さんだったからだ。

最近、うんこさんが、この殺人的寝相の私の

腕枕で寝るようになって、やっと気が付いた。

もしかすると、うんこはチビの生まれ変わりなんじゃないかって。

チビとうんこは、イチイチやる事が似ている。

餃子のぬいぐるみをこよなく愛したチビ、

ねずみのぬいぐるみをこよなく愛するうんこ。

似てるんだよな~。

 

そして、私が25歳になった頃、出会ったのが、うめさんだ。

うめさんは、ここから、ジャンジャン

猫を引き寄せてきたと、私は思っている。

保護したのは私だが、そういう出会いを引き寄せたのは、

絶対、うめさんなんだ。

気前のいい猫だったからね。

飼育費用を出すのは、私だけどね。

よねが来て、

 

きくが来た。

次に、うんこさんが降ってきた。

そろそろ、もういいよって、うめさんに言ってみたけど

うめさんは、ど転婆を召喚した。

 

勘弁してくれよ~とお願いしたけど、

うめさんは、まだまだ~っと言って、おたまを引き寄せた。

おたまは、白かーさんの子供だ。

孤高の野良猫、白かーさんだ。

あの頃は、白かーさんと関わる事で、

私を便利に操る存在が、うめさんと白かーさんという、

2大柱となっていて、とても忙しかった。

当然、2匹は血の繋がりもなければ、会った事もないが、

うめと白かーさんには、共通する何かを感じていた。

美しいところ、気位が高いところ、

そして、テレパシーを送ってくるところだった。

上から目線で、送ってきた。

 

その後、命を落とした白かーさんは、

最後の我が子を、うめさんに託して繋いだ。

主に、世話をしたのは私だが、そこは無視で、

きっとテレパシーかなんかで、2匹で取り決めたに違いないんだ。

 

猫嫌いのきくも、子猫には優しかった。

 

3匹を無事、姉の家へと巣立たせたら、

「はい、そろそろ休憩じゃよ」といった具合に、

うめさんが極楽へと旅立った。

そして、その後、きくさんも。

 

ここで、本当にやっと休憩できると思った。

が、極楽組は、そんなに優しくはなかった。

「おかっぱよ。ペットロスとか言ってる暇は与えねー」

そうですね。頑張ります。

ということで、保護した子猫は、里親さんと暮らしている。

 

他にも、思い出深い猫もいる。

スーパーのアイドル「ブチ」

 

今も、おじさんみたいなおばさんと暮らしてるかな?

人んちの子になった「トラ子」

私の子パンチョ、猛犬チロ、

亀のみーちゃん、さくらちゃんとブチかーさん、金魚のきんちゃん、

最期まで生きざまを見せてくれた、はやぶさ、

猫に限らず、様々な命と出会い、別れてきた。

 

こうして、いくつもの運命が繋がりながら、

私は、今、平成の時を越えようとしている。

共に駆け抜けた、愉快な仲間達よ、ありがとう。