今日で、平成が終わるんですね。
おはようございます。
風邪がかなり良くなって、
鼻の中がモゾモゾするから、
鼻ばっかりほじっていたら、うっかり忘れるところだった。
30年前に始まった平成の時代、
思い返してみれば、思い出せない。
振り返りたくても、元年とかその辺の記憶なんて、
まったく無いに等しい。
当時は16歳だったのかな?
どうせ、食っちゃ寝して鼻ほじりながら
ぼさーっと過ごしていたんだろう。
今と変わらねーじゃねーか!
しかし、しっかり覚えているのは、猫との記憶だ。
19歳で、初めて猫との暮らしが始まった。
チビというキジトラの大きなオス猫で、
この子が、母さんの猫嫌いを治してくれた。
チビは、毎晩、母さんの腕枕で寝ていたのだが、
その訳は、きっと、家族で最も寝相が良かったのが、
母さんだったからだ。
最近、うんこさんが、この殺人的寝相の私の
腕枕で寝るようになって、やっと気が付いた。
もしかすると、うんこはチビの生まれ変わりなんじゃないかって。
チビとうんこは、イチイチやる事が似ている。
餃子のぬいぐるみをこよなく愛したチビ、
ねずみのぬいぐるみをこよなく愛するうんこ。
似てるんだよな~。
そして、私が25歳になった頃、出会ったのが、うめさんだ。
うめさんは、ここから、ジャンジャン
猫を引き寄せてきたと、私は思っている。
保護したのは私だが、そういう出会いを引き寄せたのは、
絶対、うめさんなんだ。
気前のいい猫だったからね。
飼育費用を出すのは、私だけどね。
よねが来て、
きくが来た。
次に、うんこさんが降ってきた。
そろそろ、もういいよって、うめさんに言ってみたけど
うめさんは、ど転婆を召喚した。
勘弁してくれよ~とお願いしたけど、
うめさんは、まだまだ~っと言って、おたまを引き寄せた。
おたまは、白かーさんの子供だ。
孤高の野良猫、白かーさんだ。
あの頃は、白かーさんと関わる事で、
私を便利に操る存在が、うめさんと白かーさんという、
2大柱となっていて、とても忙しかった。
当然、2匹は血の繋がりもなければ、会った事もないが、
うめと白かーさんには、共通する何かを感じていた。
美しいところ、気位が高いところ、
そして、テレパシーを送ってくるところだった。
上から目線で、送ってきた。
その後、命を落とした白かーさんは、
最後の我が子を、うめさんに託して繋いだ。
主に、世話をしたのは私だが、そこは無視で、
きっとテレパシーかなんかで、2匹で取り決めたに違いないんだ。
猫嫌いのきくも、子猫には優しかった。
3匹を無事、姉の家へと巣立たせたら、
「はい、そろそろ休憩じゃよ」といった具合に、
うめさんが極楽へと旅立った。
そして、その後、きくさんも。
ここで、本当にやっと休憩できると思った。
が、極楽組は、そんなに優しくはなかった。
「おかっぱよ。ペットロスとか言ってる暇は与えねー」
そうですね。頑張ります。
ということで、保護した子猫は、里親さんと暮らしている。
他にも、思い出深い猫もいる。
スーパーのアイドル「ブチ」
今も、おじさんみたいなおばさんと暮らしてるかな?
人んちの子になった「トラ子」
私の子パンチョ、猛犬チロ、
亀のみーちゃん、さくらちゃんとブチかーさん、金魚のきんちゃん、
最期まで生きざまを見せてくれた、はやぶさ、
猫に限らず、様々な命と出会い、別れてきた。
こうして、いくつもの運命が繋がりながら、
私は、今、平成の時を越えようとしている。
共に駆け抜けた、愉快な仲間達よ、ありがとう。