松本市は扇状地、山と山の間から流れ出た土砂が大地を作っているのがはっきり見える。
矢印にふさわしい場所を探って(セミナーに参加した人はなんのことか分かるだろう)
みたら珍しく一番遠い場所にならなかった。何故なのかは誰にも分からないはずだ。
数十年の歳月を経て最初に気がついたのは、高ぶった感情が数秒間でなんの意味もなく
収まってしまう意識の場所。 QuietPoint が相応しいと思い、Q点と名付けたこれが実在
するのなら、感情は「原因に全く関係なく鎮められる」ことになる。私と説明を受けた近隣の人たち
の体験では感情の大小にもまったく関係なくて、いつでも数秒で「ホッ」として落ち着いてしまう。
しかも、大きな感情だから集中力が必要なこともない。電灯のスイッチを消すのに
蛍光灯1本でも100本でも労力は同じ。そういう感じだ。
現在のメンタルコントロールを覆すかもしれないが使い勝手がすこぶる良いから
Q点を意識することがみんなのためだと思う。
しかし、そもそも感情は複雑系の創発現象なのだ。複雑系は同じような要素が寄り集まって
(例えば体細胞など)いるところで、予想できる現象を超えた現象が自発的に起きること。
大声で怒鳴られたからと言って、いやな感じはそれが原因だとは言えないもののはず
つまり、原因はあるけれど特定しようとしても無駄なのだ。
感情が「創発」ならば、何の意味もなく鎮めるのが正しい方法なのでしょう。