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還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

血圧測定の落とし穴

2013年01月13日 | 雑記帳(心臓と関係有り)
先日テレビでやってたんですが、
誰もが疑問一つ抱かずに行っている血圧測定の方法、実は非常に大きな落とし穴があるというお話です。
腕にカフを巻いて空気を送って締め付けた後に緩めて空気を少しずつ抜いて・・・という測定手順に間違いがあるのではありません。
片方の腕だけで測っていては、心臓血管の疾患を見逃すおそれがあるのです。

理由…測る位置より上流の動脈に動脈硬化があれば、それより下流では血流が不十分なため血圧は下がります。つまり、カフを巻く場所より心臓に近いところに動脈硬化があると、たとえ高血圧でも正常血圧として測定されてしまう可能性が高いのです。
そのような患者さんの取材をされていました。

では正しい血圧はどうやって測ればいいのか?
理想は左右同時に測ること、ということはつまり血圧計が2台要る?
えーーー、2台も買えません。
と言うのが町行く人の大半の声。

それじゃまず左で測って、次に右で測ると良いのでしょうか?
1台で測る時はその通りと言うか、順番はどちらが先でも同じですよね。
ただし、2、3分の時間を置いてから測ると体が落ち着くので、左右ほぼ同じ状態で測れるのだそうです。

そうやって測ると左右で血圧に差が出ます。その差はどのくらいまで許容できるか?
・・・・は、10%以上違えば、どこかに動脈硬化の疑いがあるそうです。
次回の診察では両方で測ってもらうようにしたいと思います。