ちかちか日記

何にでも挑戦。楽しいことを探して豊かな人生を・・・

鉄旅(指宿のたまて箱) <2>

2016年05月28日 | 大人の遠足 (日帰り)
   5月26日(木)の鉄旅の続き
美味しい食事の後は、秀水園のバスで送ってもらって近くの岩崎美術館に行った。歩いて3分という距離だけど、9人がちんたらちんたら歩くのを想像すると・・・と、にわか添乗員のりつ子さんが一番喜んでいた。

  岩崎美術館
実業家岩崎與八郎のコレクションを展示している美術館で、半地下通路で工芸館につながっている。美術館は油彩画が多く、黒田清輝、藤島武二、海老原喜之助、東郷青児などの鹿児島出身作家と、梅原龍三郎や藤田嗣治、などの作品が展示してあった。
絵の分からない私でも、黒田清輝の「秋草」は素晴らしいと思った。撮影禁止だったのでパンフレットの写真を載せた。
   


岩崎美術館は9人全員初めてだった。そんなに有名ではないのか、入場者は私達だけだったので、ゆっくり観賞することができた。
疲れたら、ソファーや椅子に腰かけたが、作家さんの名前が書いてあって、「本当にいいの?」と、思いながら座った。
その中でも、世界遺産に登録された上野の国立西洋美術館を設計した ル・コルビジェの椅子が何脚も置かれていて、それにも自由に座れたので驚いた。とても機能的で座り心地が良かったが、お高いでしょうね。気前のいい美術館だわ。

絵画を見ながら、「絵の好きな人はいるけど、描いてた人はいるかしら?」と誰かが言えば、「いない、いないそんな人は」
そしたらナオコさんが、こっそり遠慮がちに私の耳元で「私、少し習ってたの」
そりゃ、みんなに披露しなきゃ。「ナオコさんが習ってたそうよ!」

岩崎芳江工芸館では、1 階の展示室にパプア・ニューギニアの民芸品と言うのか、民芸美術と言うのか展示してあった。

そのほか西郷隆盛、大久保利通、東郷平八郎らの墨書コレクションもあり、昔の人の達筆ぶりに感心した。朝ドラで知った五代友厚の書もあった。

2階には幕末から明治に輸出され、後に戻された「里帰り薩摩」といわれる、金襴手の大きな壺、茶器、電気スタンドなどの薩摩焼が展示してあり素晴らしかった。


美術館まで秀水園のマイクロバスに迎えに来て貰って、指宿駅へ。親切な運転手さんの計らいは予想外の事でありがたかった。



指宿駅前には浦島太郎の竜宮伝説にちなんで、竜宮城?があり、足湯もあった。
   



       指宿    15:07 (たまて箱6号)   鹿児島中央  16:00 
       鹿児島中央 17:16 (きりしま14号)  宮崎     19:34 



J R九州のD&S列車 デザインとストーリー


水戸岡鋭治さんのデザインするJ R九州の観光列車、色々乗車して残すは<ゆふいんの森号>と、<或る列車> 
<或る列車>はとても豪華な列車で、これまた豪華なスイーツを食べながらゆっくり車窓を楽しむことができるらしい。でも、私達はおしゃべりするからねえ、外の景色を見ることができるかしら? しかし人気が高く抽選らしい。へ~!ななつぼしみたい。

D&S列車には遊び仲間とばかり乗っていて、夫とは<A列車で行こう>に乗っただけ(笑)   
お父さんごめんなさい


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