影を殺した男 (講談社青い鳥文庫 Kシリーズ 7)
ポーさんの作品を探す一環でこちらを借りたら、これがいろんな作家の短編集でおもしろい作品ばかりで、
この中のとくに、田中貢太郎さんという人の「かまどの中の顔」がすごくおもしろくて、
現在田中さんの日本怪談全集を買ってしまい今はおもにそちらになってます。
アメリカ原住民の本を読むはずだったんだけど。
日本怪談全集も怪談なので短編ばかりで計120話くらいです。
「かまどの中の顔」も入ってます。この話は、まぁこわい話ですがすごく謎で、
読んだあと、「どういうこと・・・・・・・・??」と解決しない謎がいくつか
長らくしみじみと残って、こういうおもしろさは久々だと思いました。
図書館で借りればいんだけど、こういうじわじわ感があるなら持ってたほうがいいと思って買ってしまった。
というか、昭和50年くらいの古い本なので、図書館の本がまっ茶色で、
買ったら若干でも白いかと思ったんですが同じくらい茶色かった。
1回目はじわじわ感よりつい次々と先に進んで読んでしまうけど
全集を読み終わったら 『日本怪談実話』もちょっと読んでみたいのだ。
影を殺した男 (講談社青い鳥文庫 Kシリーズ 7)ではあと
『牧師の黒いヴェール』ナサニエル ホーソーン著
『南西のへや』メアリ・エリザベス・フリーマン著 がおもしろかった。
『影を殺した男』は「ウイリアムウイルソン」です。
ポーさんも引き続き読んでます。
ポーさんのは名言がたくさんある。
2021-02-11 02:46:57
日本怪談全集は今 2巻の前のほうです。
毎晩夜寝る前に読むようになりました。すごいおもしろい。
昨夜は演説ばばぁ あまこの話ですごいうけて 夜中にでかい声で笑ってしまった。
自分が怪談になってしまう。
怪談全集といってもこわい話だけでなくブログ記事みたいなおもしろい話も入ってる
あまことはま何とかの話がうけた。
と思うと次にすごい悲しい話が入っていたりする
4巻まで読みおわったら最初のほうは忘れてそうです。
もちろん「かまどの中の顔」級のいい話もすでにいくつかあって そういうのは忘れないけど。
あとポーさんも全集を読んでます。
ぽーさんはアメリカ人だけど、私はずっとヨーロッパの人かと思っていた。雰囲気が。
200年くらい前のヨーロッパ調みたいな感じで感覚的にわからないとこも多いけど、
でもふしぎと引き込まれる書き方で退屈しないのがさすが。
まだ1巻ですが、強烈だったのはハンスプファアルの月旅行。
息の喪失 すごくいい。
「メッツェンガーシュタイン」はまんが昔ばなし84の話でした。
ポーさんが原作なのか、昔話を参考にポーさんが描いたのか??
読みたい本がいっぱいあって、全部読むのはかなり時間がかかりそうです。
2021-03-06 14:16:24
日本怪談全集、思い出したとき読むくらいになってるのでのろのろですが
読んでます。今3巻の真ん中あたりかな。
全然日本じゃなくて、中国の話もたびたび出て来る。
猿とか狸の話も多いです。
「狸に化かされる」話がこれだけ多いと、
野生の狸がたくさんいた昔は、ほんとに狸は人をだます力が
あったのかもなと思います。
でなきゃなんで ○○さんとこの誰が、みたいな具体的な話が
こんなにいくつもあるんだろう。
最近読んだ「一握りの髪の毛」だっけな。怖すぎ。
これは実話だっていうから、超常現象すぎます。
ポーさん全集は2巻で止まってまる。ゴードンピムの話。
これもすさまじい殺戮話で・・・・・止まってます。
2021/6/7