☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

北海道胆振東部地震

2018-09-09 05:57:16 | Weblog
9/6午前3時8分、緊急地震速報が鳴り、慌てて起床。
美瑛は震度3(震度4の所もあったらしい)の揺れで、速報とほぼ同時くらいに揺れ始めました。

美瑛町は地震が少ない地域なので、どこかで巨大な地震が発生していると思い、慌ててテレビを点けました。

胆振地方、安平町や厚真町、苫小牧方面、その時は震度6強と報道されていました。
間も無く停電です。

この日、岩見沢の姉と会う約束をしていました。
でも、それどころではない。
私は、帯広の母が心配で、朝起きた時に帯広に行こうと思っていました。
でも画家やガーデナーに止められ、やめました。
冷静に考えてみると、停電では信号も止まるし、ガソリンも入れられない。
帯広に帰ったら私の食いぶちが増え、かえって迷惑だ。

兄にメールを入れ、母の事を頼みました。

停電は続き、夜になる前に食事の支度。
土鍋でご飯を炊き、お焦げの美味しさが懐かしかったです。


LEDのランタンを点け、暗い中で食事を終わらせ、早めに就寝(と言ってもいつも早く寝るので、普段と変わらない)。
スマホのバッテリーが50%以下になってしまい、PCのUSBに繋げたら充電できました!
新しい発見でした。
暗闇のラジオから「星が綺麗」との情報を得、起き出して外に出ました。
満天の星空!天の川まで綺麗に見える。
美瑛に来てから1番綺麗な星空だったかもしれません。


翌朝の新聞で、初めて被害の大きさを知りました。
胆振地方に住んでいる友人たちの顔が浮かびます。
みんな無事でいて下さい…と祈りました。

地震の前の日、大量に食料を調達していたのはラッキーでした。
ガソリンも半分以上入っています。
無駄な行動は慎み、治るまでじっとしていた方が賢明だと気付きました。
肉、魚などが今無くても、お米や味噌塩などあればしばらく生きて行けます。
インスタント食品も有ったけれど、これは最後の手段と思って食べずにいました。

日中はタライで洗濯です。
止まっていたのは電気だけで、ガス水道は使えました。
幸いお天気も良く、手で絞った洗濯物も太陽光で乾きました。

そろそろ冷蔵庫の食料が危なくなり、色々入れ替えたり、火を通したりして、無駄にならないようにしました。その結果、いつもより豪華な夕食になりました(笑)

ラインやFBで、次々と通電の情報が流れたけれど、9/7の夕食時はまだ停電でした。

早めに寝ようと布団に入り間も無く、電気が来ました。
テレビを点けて、地震の被害状況を見ました。
地震で崩れた厚真の山に、絶句。
災害時のラジオの存在は大きいけれど、目から入る情報量は比べ物になりません。

でも、地震からほぼ2日テレビからの情報が見られなかったので、ライフラインが途切れた時、被災地に1番情報が届かない事を感じました。

母の方ですが、6日の夜に早々と通電して問題無かったと言ってました。
母と電話で話した時は、こちらがまだ停電だったので、逆に心配されました(^^;;

遠くの友人からのお見舞いメール、帯広や札幌からもお互いの無事を確認するメールが届き、嬉しかったです。

突然の自然災害を避ける事は出来ない。
でも、普段の生活の中で、最低限備える事が出来る。
東北の震災で学んだ事なのに、喉元過ぎれば…となってしまった事を反省します。
そう言えば、母の枕元には大きな懐中電灯が置いてあったっけ。
十勝沖地震の教訓から備えて居ました。防災グッズもすぐ分かるところに置いてあったし。
母さん凄いわ。ホント、逆に励まされる。

地震の被害が無かった地方でも、流通、公共交通等まだまだ復旧できていません。
まだまだ時間が掛かりそうですね。

停電の間も、庭仕事してました。
バラが綺麗なんです。

レディオブシャーロット。満開です。


アンジェラも長く咲いて素敵です。


夕焼け空が美しく、時間が経つにつれ濃いピンクに変わる空を見ていました。




亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方の早期復旧、そして日常を早く取り戻されるよう願って止みません。


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