先日、古いイギリス映画を観たばかり、この映画は封切り前から楽しみにしていました。
観る前にアカデミー賞の発表でした。
王族に生まれ育っても国王になる気もなく、吃音というハンディのため、ラジオ放送にさえ毎回緊張している次男ジョージ6世。
彼を支える妻が、言語療法士を見つけた。
彼との出会いで、時間を掛けて吃音を治していく。
長男は、国王の座より「愛」を選び、次期国王になってしまうジョージ6世。
ヒトラーの出現により、ドイツと戦争状態になろうとしている頃、国民の熱い期待に応え、立派に演説するジョージ7世。
今まで次男の顔、自信のない顔だった彼が、演説を終えた後聴衆の前に立ったときの顔は「国王」になっていました。
王族ってもしかしたら自分の言葉では無い言葉を発しているかも知れない。
でも、普通にしていては「言葉」を上手く伝えられない「吃音」のジョージ。
大切に伝えなければならない「言葉」を、言語療法士と共に伝えるための努力を続けた彼に、敬意を表したい。
民衆は何を聞きたがっているのか、どんな言葉を待っているのか、理解しているからだと思う。
イギリス国王の歴史と、隠されたヒューマンドラマを見た気がします。
王族も悩みはあるのだなぁって。
重厚でありながらユーモアのあるこの映画は、派手さは無いものの心の奥の方でずしんと何かを感じる素晴らしい映画でした。
イギリス映画、やっぱり好きだわ。
観る前にアカデミー賞の発表でした。
王族に生まれ育っても国王になる気もなく、吃音というハンディのため、ラジオ放送にさえ毎回緊張している次男ジョージ6世。
彼を支える妻が、言語療法士を見つけた。
彼との出会いで、時間を掛けて吃音を治していく。
長男は、国王の座より「愛」を選び、次期国王になってしまうジョージ6世。
ヒトラーの出現により、ドイツと戦争状態になろうとしている頃、国民の熱い期待に応え、立派に演説するジョージ7世。
今まで次男の顔、自信のない顔だった彼が、演説を終えた後聴衆の前に立ったときの顔は「国王」になっていました。
王族ってもしかしたら自分の言葉では無い言葉を発しているかも知れない。
でも、普通にしていては「言葉」を上手く伝えられない「吃音」のジョージ。
大切に伝えなければならない「言葉」を、言語療法士と共に伝えるための努力を続けた彼に、敬意を表したい。
民衆は何を聞きたがっているのか、どんな言葉を待っているのか、理解しているからだと思う。
イギリス国王の歴史と、隠されたヒューマンドラマを見た気がします。
王族も悩みはあるのだなぁって。
重厚でありながらユーモアのあるこの映画は、派手さは無いものの心の奥の方でずしんと何かを感じる素晴らしい映画でした。
イギリス映画、やっぱり好きだわ。