まきさんの山野草観察日記

庭で育てている山野草の管理、観察を中心に散歩時の風景など日々感じたことをお伝えできたらと思います

屋久島姫バライチゴと姫バライチゴの花

2021-06-30 | 山野草

5月の中旬から咲き続けていた屋久島姫バライチゴと姫バライチゴがそろそろ終わりそうです。

姫バライチゴは、私のブログを見て頂いた方にナンヨウバライチゴと教えて頂きました。

台湾が自生地だそうです。

 

30年近く前に東京駅の大丸の屋上で購入したもので、知らないまま育てていました。

自生地や種名がはっきりしたことで、さらに愛着が大きくなりました。

 

屋久島姫バライチゴ

草丈10㎝ほどのキイチゴです。

草丈の割に花が大きく観賞価値の高いイチゴです。

なかなか実成をさせることができませんが、虫が少ないためかも知れません。

来年は受粉をしてみようと思います。

7月1日追加記事

7月1日に鉢をよく見たら、花と一緒に実が成っていました。

6個確認できました。

来年はたくさんの実成を頑張りたいと思います。

姫バライチゴ(ナンヨウバライチゴ)

こちらは草丈がさらに低く5㎝ほどです。

花は大きく、こちらも観賞価値が高いキイチゴです。

その他のイチゴに実がついています。

 

能郷イチゴ

商用イチゴに近い種で種名は、福井県と岐阜県の境にある能郷白山で発見されたことによります。

ワイルドストロベリー

赤花イチゴ

初めて実を確認しました。

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花筏の黒い実

2021-06-29 | 山野草

花筏の実が黒く熟しています。

花筏は日本の各地の山林に自生しています。

私の好きな樫原湿原でも見られます。

横浜に居る時は、近くの宅地造成所にたくさん自生していました。

 

花筏は雌雄異株です。

実を成らせるには、雌株と雄株を近くに置いて育てる必要があります。

花筏は花を乗せた葉を筏に見立てての命名ですが、ピッタリの種名だと思います。

 

4月の開花の頃

雌花

雄花

剪定した枝で挿し穂苗を作りました。

3年ほどで実成が楽しめると思います。

雌木

雄木

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アワモリショウマとヒトツバショウマの花

2021-06-28 | 山野草

庭ではアワモリショウマとヒトツバショウマが見頃です。

チダケサシの仲間ですが、日本にはこの種は可愛い花が多く自生しています。

 

アワモリショウマの自生地は近畿以西です。

アワモリショウマの自生は見たことがありません。

 

ヒトツバショウマは富士山周辺と軽井沢に自生しています。

横浜にいる頃よく訪ねた丹沢の川沿いの岸壁に、ハコネシダなどと一緒にたくさんありました。

ヒトツバショウマはショウマの中でも進化の遅い種だと言われています。

庭のヒトツバショウマは花がピンクと白があります。

 

ピンクの花

白花

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樫原湿原のヒメミクリの花

2021-06-27 | 樫原湿原

今日は薄日で天気が崩れる心配がない予報でした。

樫原湿原に気になっていたヒメミクリを見に行きました。

 

ヒメミクリは6月から9月まで見られます。

花期は長いのですが湿原にポツンと咲き、綺麗な花を見るのは結構難しいです。

今日は花が大分終わりかけていましたが、どうにか見ることが出来ました。

 

ヒメミクリ

下の金平糖状のものがめしべで、上のカラマツのような花弁がおしべです。

その他、いろんな花が見れました。

テリハアカショウマ

小葉ギボウシ

カキラン

ユウスゲ

ヌマトラノオ

オカトラノオ

カキツバタ

ウツボグサ

ヤマツツジ

ナツハゼの実

湿原の風景

水面を覆うジュンサイ

最近の樫原湿原は以前と比べ、見学者が多くみられます。

今日は子供連れの団体も来ていて賑やかでした。

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ナゴランの花

2021-06-26 | 山野草

坑火石とシノブにナゴランを10株ほど着生させています。

ナゴランは花も葉も肉厚で洋ランの雰囲気もします。

花は芳香のある白い花で綺麗です。

 

ただ増殖率は極端に低く、庭のナゴランもちっとも増えません。

栽培はそんなに難しくはありません。

庭木の下の木漏れ日が少し当たる場所に置いています。

乾燥させると花芽が黄色くなるようで、多少の湿度は必要なようです。

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屋久島ショウマと那智小葉ショウマの花

2021-06-25 | 山野草

屋久島ショウマも那智小葉ショウマも草丈5㎝ほどの小さなショウマです。

屋久島ショウマは屋久島の固有種ですが、那智小葉ショウマは品種だと思います。

 

那智小葉ショウマは、いつ、何処から購入したかも分からなくなってしまいました。

でも葉も花も緻密で可愛い山草です。

 

今年は屋久島ショウマも那智小葉ショウマも花付きが寂しいです。

でも丈夫でよく増えます。

来年はたくさんの花を咲かせたいと思います。

 

屋久島ショウマ

那智小葉ショウマ

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今年のオサランはさみしい!

2021-06-24 | 山野草

オサランが咲き始めましたが、花付きは今一つです。

坑火石につけていますが、ダイモンジソウが着生し阻害しているようです。

早めに除去しなければと思いながら、さぼっていたのがいけなかったようです。

手入れをして草勢を回復させたいと思います。

 

オサランはバルブが毎年1個増えて、過去の分から密にたくさん連なっています。

葉は2枚で、2㎝ほどの花茎の先に1~2個の花を付けます。

花は1㎝ほどですが、とても可愛い花です。

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カシノキランの花

2021-06-23 | 山野草

庭のカシノキランは入手してから40年近くになります。

まだ横浜に居る時、出張時たまたま東京駅の八重洲口でおばあさんから購入したものです。

5芽ほどの小さな株でしたが、すっかり大きくなりました。

2年前まで梅の木に着生させていましたが、枯れたので柿の木と坑火石に移植しました。

やっと活着し、今年はたくさんの花を付けました。

 

柿の木のカシノキラン

坑火石のカシノキラン

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桃の収穫

2021-06-22 | 日記

実家から桃が熟れたとの連絡があり貰いに行きました。

今年の桃は実も大きく、美味しい立派な桃が出来ていました。

200個ほど貰ってきました。

160個ほどを子供や知人に送ったり、ご近所に差し上げたりしました。

桃は皆んなに喜ばれます。

残りは保存のため、コンポート、ジャムにしました。

コンポートの作成

15個で作りました。

水、砂糖、クエン酸を煮立てシロップを作ります。

桃を種と皮を取り、4等分して30分ほど煮て完成です。

かみさんがコンポートのシロップで、桃のゼリーを作ってくれました。

ほんのり甘い美味しいゼリーが出来ました。

桃ジャムの作成

桃果肉正味2㎏で作りました。

桃はぺプチンがほとんどありませんので、最初によく水分をとばします。

ある程度水分がとんだら、砂糖を加え煮ます。

途中でクエン酸を加えると色が冴え、綺麗なジャムになります。

残りの桃はラップで包み冷蔵庫で保管します。

ラップで包むと日持ちが良くなります。

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屋久島カキランの花

2021-06-21 | 山野草

カキランは佐賀県内では、あちこちに自生しています。

果物の柿の実の色に似ていることからカキランの種名が付きました。

 

樫原湿原でもたくさん見られます。

環境への適応能力は高く、樫原湿原のわりと乾いた駐車場の周りでも見かけます。

草丈は50㎝~80㎝くらいになります。

丈夫で良く増え、栽培も難しくありません。

 

庭の屋久島カキランは草丈が25㎝くらいで、鉢植えの栽培に向いています。

地味な花ですが、落ち着いた雰囲気が私は気に入っています。

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