Rikoの再建日記~気ままな恋文

病期3の乳がんから自家組織再建、リンパ浮腫治療、抗がん剤後の薄毛治療など、心身共に毎日が昨日からの再建って感じの日々♪

リンパ浮腫オペ2回目の初診

2014年12月15日 17時20分05秒 | リンパ浮腫手術2回目関連

 あらたなカテゴリーをつくりました。

リンパ浮腫手術2回目関連

というカテゴリーです。

1度目は岡山でして、それから3年半になる。1度目で、それまでのだるさなどもろもろの症状が最終的に40%くらい改善された状態がつづいていたのだけど、この3年くらいにかけて、少しずつ、後退しているように感じていた。

私の身体そのものも、少し太ったし、生活もその頃より忙しくとびまわるようになったりと、原因はいろいろなところにあるだろうけど、とにかく、1回目した時から、2回目もすると決めていて、その時期を1度岡山で確認したら、もう少し様子見となっていた感じのなか、3年が過ぎようとしていた。

その頃、つまり今年春から夏にかけてくらいには、

あらたなリンパ浮腫に悩む仲間、リセットさんとか、ミコさん、のりのりさん、ホシ蜜ちゃんなどともしりあい、もともとの友人ポーさんもブログ内でご自身の3回目オペの事を書いてくださったりと、情報が盛んになっていた。

岡山では、とてもいい医療をうけて乳房再建もどこにいっても褒めてもらえるできになったけど、

そもそも、乳房再建の延長の中でリンパ浮腫を診ていただいていたので、私の主治医はあそこでは乳房再建の先生のままであった。大学病院も同じ形成外科の内部でもいろいろ方向性とか医師の入れ替えもあるだろうから、今、あの再建のときと同じ私にとっての最良となるかどうかは、ちょっと見えないところもあった。

そんな中、川口の先生は、その多岐にわたる形成の分野からリンパ浮腫を専門にしていきたいとそこに特化して研究されている先生だ。そして、腕も確かという事はポーさんのブログでの経験談からもわかったので、私もその先生に診てもらいたくなった。

なにより、私のリンパ浮腫は一見分かりにくい。

世間で、隠れ肥満は危険とかという言葉はなじみあるだろう、内臓肥満のことね、痩せて見えても実は内臓に脂肪がおおいというあれ。

私のリンパ浮腫もそういう感じなんだろうなとおもう。

二の腕にわずかな周径の差はあるけど、そんなに浮腫んでいるようにみえないの。

でもね、

ほんとに、辛いのだ。

だるくって、痛くって、夕方には力尽きる。

大事に、家事なんかもほとんどしないで手抜きしていても、夕方は全身だるくなる。腕がおもいから。

それも、ウレタンで随分改善はされたけど、

根本のリンパ管をもう少しなんとかしたい。根本に体力を与たえたいんだな。

そんな思いを今回の初診では先生に伝えたかった。

伝えたかったのに・・・・・・ほぼ、今書いた半分もしゃべらなくっても、バッチリ伝わった!!

嬉しかった。本当に。

もっと、沢山、みるからにひどいリンパ浮腫の方もいる、おおくの患者さんを診なければならない中、私くらいは、放置されることがおおい。現に、大阪の乳腺の病院のリンパ浮腫外来では、もっと緊急にドレナージが必要な人がいるから・・・・とあからさまに来るな!的表現をされた。

そりゃ~、大変なのははかるけど、私だって辛い。

医療に助けをもとめなきゃならないと考えるレベルで辛いのだ。

でも、解ってくれる人はすくない。

隠れリンパ浮腫。この言葉の状況をピンとこさせてくれたのが、戸崎先生だった。リンパシンチで全然リンパに体力ない、流れのない人でも、今の現状ではすんなりと細い脚の人のことを教えてくれた。でも、科学的にはその人はリンパ壊滅状態だからオペをしたという。

蒔絵リコさんも、今度オペするときはまず、リンパシンチうけてからがいいね。

と言われているところ、

今回の川口の先生は、

今の状態を把握するのが一番だから、先ずはリンパシンチ検査しましょうと、

そして、そうだね~、両腕比べて、太さの違いはわからないけど、確かな違いがあるね。右(悪い方)は白く血管もみえないなぁ、と。

こういうのはね、リンパ管だけでなく身体の血管系と合わせて、代謝状況に違いがあるってことなんだというような説明をしてくださった。

その上で、うんうん、だるいね、よくなりたいよね、と、私の言葉を救いあげながら優しく力強く、「自分には分かる」と伝えてくれる。

岡山でどんな感じでオペしたかとかもLVAの時入ってくれた先生の名前だしただけで、ご存じのようで(ま、岡山の先生もこの分野ではやはり頑張ってますから、そりゃ~知ってるのでしょう。学会など、医師の世界は裾のも広いけど、一握りの一流は狭いのかもね)それだけでも、この先生の中で、大げさに言えば、私の身体の内部の血管系が炙り絵のようにジンワリ描かれていたのではないかな。

 

だから、多くの言葉をつかわなくっても、この先生は優しく、心強く、私のリンパ浮腫に関する琴線にマッチする言葉を使って話してくれてたと思う。

なんだか、普段より話さなかったわ、私。

それに、ポーさんも、上手く合いの手いれてくださったり、なんだか、楽~~な初診初対面診察だった。

ずっと前から見てもらってる先生みたいだった。

 

で、

もしかしたら、私は血管系すべて基礎体力がないのかもしれない。ま、これは私の素人考え。

だから、LVAをすることはできないかもしれない。または、その逆で、良い血管やリンパがありそうで、それらを今触らないほうがいいとの、考えなのかもしれないけど、

先生は、「作戦会議」というとても素敵な表現で診察を終えた。

一流の医師が、最新の画像から、会議するんだよ!作戦たてるんだよ!作戦ってめちゃ前向き言葉、そこに会議がつくってことは、一流ドクターの仲間がいるんだよ!先生は一人じゃないんだよ!

すごいね~~\(^o^)/

もう、この作戦会議という言葉、この場で、この状況下で、医師という立場でつかったら、患者は安心と冷静さと何より、信頼を一瞬で得て、ホレますな。

そんなわけで、理解してもらうことがこれほど、嬉しい事と実感し、充実の初診を無事終えた。

LVA2回目あるかどうかはわからないけど、なんらかのことはあるかなと思って、

「リンパ浮腫手術2回目関連」というカテゴリーにしたのよん。

↓ ↓ ↓

診察室にて(覚書)

ここから、このカテゴリーはスタートにしました。

 

えっと、埼玉県の病院という風に旅の間スマホで投稿中は書いてましたが、埼玉県といっても広いので、

これからは、川口と書きます。(^^♪

 


日暮里とねこ

2014年12月15日 01時20分15秒 | 日々の事

 

東京の時間巻き戻し、その2は、ポーさんと行った日暮里。診察のことは、また別でね。

ポーさんとは、2度目にお会いする。

これにあたって、この病院のことも含め何度かメールでやりとりしながら、第一候補のご飯の場所は、水道橋で、以前ポーさんが雨あがりで紹介していたお店。スモークが美味しそうで、是非行きたかったのだけど、なんせ、12月忘年会さかりだし、あんのじょ団体予約でNG.

でも、ま、気ままな女子ふたり、どこでも、なんでも、どうにかなるでしょ!

私はコンビニお握りでも大丈夫~~と返信したら、

お!

それは、ランチで活用しようとなった。

話前後するけど、ランチは病院周りでいいお店ないかなと、ポーさん考えてくれていたみたいですが、初診の病院はなれるのもなんだし、院内でとなったら、ポーさんが、途中でいろいろ買ってきてくださった。で、待合室の少し開けたソファーやテーブルのある飲食ができるところで食べることにした。

で、ま、会話は再現できないんだけど~~

ポーさんとのエピソード。

お昼まで買ってきていただいたのに、こんなこと書くのもなんだけど・・・・・・

とても美味しいシーチキンのパンとおにぎり、いなりずし、サバ寿司、どれも美味しい!でも、さすがに食べきれず。ポーさんも風邪で食欲ないのだろう、あまり進まず(いつもなら、もうすこしたべるかなぁと思っている)半分ずつ味をみて、

「あとは、持って帰ってりこさんお部屋でお腹すいたら食べて」

となったので、お言葉に甘え、それが一番たすかるので、お持ち帰りを綺麗に分けて、ゴミと別の袋にいれてた。

それから、いろいろ話してるあいだに、思わぬ早さで呼ばれる。

ええ!?はっや~~

と、ばたばた上着なんかをまとめて、これが大変、冬のコートはかさばるは、お土産のお菓子だわ、この日は雨も降っていたは、マスクとか、のみものペットボトルとか、もうあたふたよ~

で、なんとか診察室のほうへ移動(やく30メートルくらい)私はそういう時は、なんせ初診でどきどきもあって、とっとっと行きまして、ポーさんもきっと、早よ、いけいけのサインを全身でだしていたとおもうの。

で、診察後、ひと段落してお会計かなんかの時、ポーさん、一言。

「あのね、さっき呼ばれた時、お持ち帰りの方の袋捨てちゃって、私、ゴミを懸命に大事にもっているわ」

きゃ~~、

やっぱ、ブログのポーさんだ!と、ようやく、3年ぶりの再会の不思議な緊張が心底ほどけた。

毎日ブログみていて、毎日存在は感じているけど、会うとなると、3年の空白の不思議がある。

ポーさんのほうは、ご自身のブログで、毎日あっている感じと書いてくださってるが、私はそれはそのとおりなんだけど、ポーさんの「姿」は記憶の遠くなんだなぁ~。上品な奥様のような、大学教授のような、「印象」しかもう残って無くって、再会とはいえ、なんだか緊張していた。

でも、この一件で、さっと、いつものポーさんとお話している感覚が戻ったし、本当に再会したんだなと感じたのよん。

3年前よりもっと、お互いのこと、日々のブログや、なにかのときのメールのやり取りでわかっているわけだしね。そして、改めて、なにより、ポーさんも、ブログのとおりの、知的でセンスが良くって、優しい人だった。

で、ようやく日暮里に話もどる。

東京は本当に広くって、いろんなスポットがある。

丸の内や銀座、お台場なんかのイルミネーション溢れる大都市のところもあれば、下町の歴史と文化と情緒がのこる、いいにおい、江戸と昭和の匂いのする場所もある。

日暮里は、どちらかというと後者で、その中でもちょっとモダンな感じがした。駅をおりて、心弾んだ。正直、こんな素敵なところとは想像できなかった。

最初にアップした赤い建物の写真ね。

風見鶏がある。

そこから、まっすぐゆるやかな階段と坂道をいくと、ぱっと目に飛び込んだのが

このお店。斜めに傾斜のガラス窓がレトロでモダンな雰囲気ですぐに目を惹いた。

うわ~~、素敵ね~~、みてみてポーさんあそこのお店~~といったら、

ポーさんが、あら!あそこが行こうとしたインド料理のお店よ!やっぱ、ここで正解だわ。と。

正面入り口がこんな感じ。もう、お料理もだけど、インテリアというか、小物などなど、内装も楽しい。

 

トイレ。

トイレの横にイス。これ、子供さんよう?とにかくわくわく空間。

店内のロウソクランプとテーブル生花。

私達のテーブルにあった像。

ポーさんがなんで、像をとるの?的な事不思議そうに質問したので、

だって、インド料理屋さんで像って、不思議。像っていったらタイな感じ。とこたえると、ポーさん、変な子的お顔で、ま、ほっといてくれた。

すっかりお腹いっぱいで、駅までの道、以下、会話を再現。

P 「ねぇ、像ってタイだけじゃなくって、インドでもあるし、アフリカだってあるじゃん!」という(←じゃんがでると、ポーさんって感じ)

R 「え~~、インドはやっぱ、ナイル河じゃん!」(←じゃんがうつる)

P 「きゃはは~~、インドはガンジス河よ~~」

R 「きゃはは~~」

私は、ブログどおり、きゃはは~~で逃げた(笑)

 

この日、1週間前からの天気予報はずっと雨。

当日もやっぱ朝から雨。

だけど、診察終えて、ぶらぶら歩いた日暮里は雨あがり。

こんな猫ちゃんがいっぱいの素敵でなつかしい感じの猫のまち。また行こう。通院の途中で、またかならず行こう。

 

 

PS

ポーさんが、何時もあってるような感じと書いてくださった件。多分、私はブログで自分大好きだから自分の写真もしょっちゅう載せてるので、印象が薄れないんだろうな。てか、そうしたいのかも~~笑。印象操作。笑