Rikoの再建日記~気ままな恋文

病期3の乳がんから自家組織再建、リンパ浮腫治療、抗がん剤後の薄毛治療など、心身共に毎日が昨日からの再建って感じの日々♪

鯛茶漬け出来た!?

2012年03月31日 22時15分08秒 | 趣味などなど・・

 

 

来月、お茶遊びをするので、その時に出す点心の〆の鯛茶漬けを試作してみた。ちゃんとゴマたれも作って一応全て自作よん♪

盛り付けにもう一工夫いるかなぁ?まぁ、当日は蓋のあるお椀に入れて出す予定だから、これでもいいかなぁ…



で、味は、

微妙だった。美味しいと思えば美味しが…そもそも鯛茶漬けの本当の美味しさを私は知らないのかも~
(--;)

で、なんかパンチが足りないと思って、練り梅を足したバージョンと柚子胡椒を足したバージョンも作って食べてみた。

その方が断然旨い♪

特に梅がいい(o^-^o)

しかし…

それだと、梅茶漬け?

いや、梅鯛茶漬け!?
(*≧m≦*)ププッ

本当の鯛茶漬けを食べなきゃアカンわ…

 

追記

さっきから、写真が大きすぎて、やり直しばかり。これは、遠慮がちに乗せたい写真だから、必要以上に小さくしてやった~~


雨の月末

2012年03月31日 15時41分07秒 | 日々の事
雨の月末で土曜日。事実上昨日で3月が終わったような損な気分もする。だから、今日は十時間くらい寝た。すごく元気になった♪
そう思うと、まぁ貴重な雨の月末の土曜日なのかも。
今月はいい月だった。だから、今日はちょっと鯛茶漬けに挑戦しようと思って、(1ヶ月後に客人に出すメニューの練習って事もあってね)買い物に出たら、いきなりスゴい雨。急遽避難の珈琲屋さんで、これを更新。

さて、上手く出来るか…


何だかんだ、充実の月末やん(o^-^o)

念願の映画を見てみたが・・・・

2012年03月29日 01時31分34秒 | 日々の事

 

昨年の春、そう、ちょうど桜満開の京都へ出かけ、桜は見たものの、肝心の映画を見れずにぷりぷりなのよ~って内容の記事を携帯から更新した記憶がある。

見れなかった映画「デザートフラワー」

今日、レンタルで借りて見た。1年越しの念願達成!!と、めでたし、めでたしと思えるハッピーな内容ではなかった・・・・・・

この映画の大枠のストーリーは、アフリカの遊牧民の少女ワリスがそれこそ裸足でトップモデルまで駆け上るというシンデレラストーリーの側面もあって、そのことに注目すれば、爽快な映画のはずなのだが・・・・・・(詳しい内容に興味のある方は検索してみてね)

そのストーリーの中心に大きな問題がありすぎて、見終わったあとは、辛かったなぁ。

FGM問題。

アフリカなどで幼い少女が、女性器切除を慣習として強いられている現実。

この根絶を訴える活動のことは少しは知っていたけど、実際にその当事者が事実にもとずきヒロインとなったこの映画を見たら、単なる人権、女性差別などの言葉では済まされない強い痛みがあった。

ラスト近くの、ワリスが「人生が変わった1日」として回想する3歳の時にされた女性器切除シーンは女性器という問題をはるかにこえた残虐で悲しく切ない「殺人」といいたいシーンだった。目を覆う。

それが慣習として、

当たり前のように、

疑う心もその大きなストールで覆われたかのように、

鬼畜ではない母親の手の中で、

砂漠の真ん中で、

意識のある幼い少女に・・・・・・・・・・・・・・・少女の身体の真ん中にメスを突き刺していくのだ。女性の手で。

殺人行為でしょ。

人が人によって、その性別の違いで人としての価値に意味を押しつけられ、女性であることをことさらに誇張されるがゆえに女性器切除というおぞましい慣習にのみこまれていく。

そんな現実を、全て、人間が、群衆が、作り上げてきたのだ。そして、この現在でもまだ続いている。成熟したといわれるこの社会で。その事が何よりの恐ろしさで、私が目を覆う正体だったのだろう。

そういう意味でとても怖い映画だけど、だからこそ避けないで、多くの人に見てもらいたいなぁと思った。そう思いここで書くことが、私にできる、その恐怖の軽減でもあるから。

デザートフラワー。とても美しくって、悲しくって、怖くって・・・・・・・・・・・・・・それでも心動かされる映画だった。

 

 


初桜は気ままに京都で♪

2012年03月28日 00時07分24秒 | 乳がん

 

今日は、本当に気持ちの良い行楽日和。

京都のナビさんから、綺麗な桜があるから見にきませんかぁ~との嬉しい御誘いにいっそいそ~で出かけて行った。

昨日までの寒さが嘘のように、春が突然あらわれた感じ。

出町柳のそばに見事な1本桜

ピンクの色も少し濃いめであたりの気配からひときわ目を引くあでやかな桜だった。

この寒かった冬をいっきに忘れさせてくれるような光景に、テンションあがりましたよんもっと、綺麗な写真はナビさんブログをどうぞ

しばし見とれて、京都の町をタクシーで移動しながら、今日のランチのお店へ。

これがまた素敵で、さすが京都!!ねねの道のすぐ脇の旧家をお店にしたもので、京都ならではとしかいいようのない風情のお店だった。次は夜にも来たい!いや、この10日以内に必ず行くと思うわ!!

ワインをつくる葡萄でできたノンアルコールのワイン風ジュース。これが癖になるくらい美味しかった。で、なにげに酔った気分までしてきた。でも、ノンアルコール。これ、かなりいい

そんなこんなで、平日とはいえ、観光客でにぎわう京都の町に酔いしれ、笑い転げ、あっという間のひとときを過ごした。

お茶は長楽館へ。ナビさんの案内ですっかり観光ね。

こちらも、ランチのお店とは違った趣。貸切状態で、筋肉痛になるほど・・・・・おっと、肋間神経痛になったといってるお方もいたなぁ・・・・ってどんだけ笑うのかってほど、つぼにはまった。

笑は免疫あげるわ!

今年の春って・・・・・突然にやってきた。京都は最高

気のおけない病気仲間も最高

ちょっと番外編ランチのお店のお庭でみつけたボケの花のつぼみ。ボケてしまった。

うはは~~

 

 


オーダーブラをオーダーする

2012年03月23日 00時48分16秒 | 乳房再建

 

今日・・・・・もう昨日かなぁ、形成外来へいってきた。

再建1年、修正オペ2か月も順調で、今回でしばらく外来もひと段落。あとは秋頃、次のリンパ浮腫の手術まで何事もなければ岡山も行くことないかなぁ~。

そして、もうひとつ、大事な任務(?)が終わった。

私は再建の時から、オーダーメイドブラをつけて、再建と下着との相乗効果等々の研究のためのモニターになっていた。

1年間、オーダーのブラをつけて、再建胸の様子とともに、定期的に測定したりして、データを提供していた。

それが、無事1年終わったわけ。

デューブルベの担当の方々、いろいろお疲れ様って感じなんだけど、これでお別れではなく、そのオーダーブラ威力にすっかり魅せられ、今後もずっと顧客としてお付き合いが続くこととあいなりましたとさ。

で・・・・・・・・・・・

そのオーダーブラなんだけど、この頃、ちょっと苦しいなぁ・・・・再建したての頃は、1日中つけていても大丈夫でむしろ快適なくらいだったのに、

どうも近頃は着け心地が悪い。

なんで?って思うところ・・・・・こりゃ~太った? 。いや、本来の長年ノーブラ生活の体質に戻ったか?などと一瞬思ったんだけど、どうも違う。

どうやら、それらの逆であるみたい。ゆるくなったのだ。で、ノーブラ主義どころか、正しいオーダーブラ主義に身体が馴染んだみたいと私なりに分析していた。

ゆるいのにきつい。

意味が解らんって思うでしょうが、どういうことかというと、ゆるくなったぶん、ブラが上にづれて本来収まるべきアンダーのラインより上にあがってしまうってことね、それで苦しく感じるわけ。その上、ジャストサイズの快適さを知った身体がよけいに苦しさを訴えるわけさ~

多分そうだろうなぁ~って素人なりに思っていたら、その通りだった。

測定の結果、アンダーは昨年再建後に測った時より2センチ細くなっていた。で、ブラも1年間、2個を使いまわして伸びたってこともあって、ずいぶんオーダーたる意味から外れるほどゆるくなっていたみたい。で苦しく感じる理由も思っていた通りに説明された。

せっかくの、オーダー、やっぱきっちりサイズに合うのが一番って事なのね。

で、それで快適にさせてくれるっていうのは、ホントに商品の実力ね。と関心だわ

そんなわけで、新たなサイズで3つ頼んできましたよん 今回はちょっとカラフルなのも入れてみたよん

再建し、巨乳だぁ~~とか一時騒いでいたけど、修正もし、ようやく身の丈にあった胸と下着を1年かけて作ってきた感じ

新たなブラが届くのが楽しみ。

春・・・別れと出逢い・・・・モニターとしてのお別れは新たなスタート。

すべて、そんな気持ちですすんで行きまっしょい

春・・・・眠い。

 

 


東京土産品

2012年03月18日 17時20分50秒 | 日々の事


こんなんもらった~。東京品川駅でめちゃ並んでたんやて♪タマゴのパックのようだけど、プリン♪タマゴの殻に似せたのに入っている。新鮮なタマゴたっぷりってのとかけているみたい♪

東京…ハイカラやんかぁ~とも思うけど、大阪っぽい感じもする。←最後まで関西弁できない。最後どう言うのかなぁ…

再建一周年記念旅(まとめ)

2012年03月16日 13時04分45秒 | 旅行

 

さて、写真撮るたびにツィッターのようにちょこちょこっと文をつけて更新してきたこの旅の記事だけど、

そろそろまとめましょうかね。

今回は、再建一周年とその間の修正オペも無事終わり、再建もこの1年でようやく落ち着いた感じなのと、

乳がん丸3年の区切りの意味も込めて、この思い出深い3月中に旅に行きたっかた。

この3年、治療と通院がメインの日々でアクティブな旅行らしい旅行もしてなかったしね。

昨年、「三月の縁」という記事にもしたけど、私の中で3月は特別な月になっている。

そこに今回の旅も加えておきたかった感じかなぁ。

そんな意味も込めて、当初は沖縄へと思っていたけど、伊勢志摩へと変更した。

伊勢神宮へは、ちょうど10年前に行った。

その時頂いてきた御札が10年間我が家の色々な出来事を見続けてきてくれていた。

ダンナッチの脳梗塞、動脈瘤、私のがん、再建・・・・・・等々・・・・・・・

けっこう、病気だけとってもハードな10年だったけど、それでも、こうして無事、笑って今すごしてられる。

特に信仰心が強いわけでもないけど、この御札をいったんお返しして

ちゃんと10年のお礼をしなきゃ~~って思いにふっとかられて、伊勢志摩へと変更したのだ。

そんな思いでいたせいか、私にはいつも偶然の女神がほほ笑む。

夜明けの空と海を見ながら温泉に入るだけって感じでいただけなのに・・・・・

目の前には息をのむ光景が・・・・。新しい日が昇る瞬間が美しかった。我が家にとっての初日の出のようだった。

これから先の10年も、きっと、なんとか乗り越えられるような力強い新しい朝の日の光。

見る事が出来て幸せだった。本当に。

ラッキーな私。だけど、寒さだけは今回、敵になってしまった感じだったわ。

こうして昼の光景は暖かな感じだけど、寒い寒い。長袖セーター2枚きてるのが、ミスマッチな雰囲気だ~。

今回、それだけが残念。でも、まぁすべてばっちりより、ちょっと難があった方が先にいっていい思い出ね。

そんな謙虚な思いで、お伊勢さんに参ってきました。キレイな馬。これも、いつも見れるとは限らないみたいで、

こうして姿を見れたのもやはり強運と思いましょう  何事も、先ずは「気」からだからね

で・・・・・

ちょっと書いておきたい番外編

このお人形。江戸時代の成人女性の平均的な等身大なんですって!!

私の身長で154だから、かなり小さい。当時の食生活ではこのくらいの成長だったのね。

そんな時代の中、ここ伊勢の地には、一生に一度は・・・・との思いで、

日本中からはるばる参拝に来る人たちで賑わっていたそうな。

中でも、丁稚で働く子供が、「おかげ」とかかれた柄杓一つ背中に担いで参拝の旅に出る「ぬけまいり」

というのが、社会現象として今でいうブームになったこともあったそうな。

その柄杓を担いでいると、伊勢の人達が、食事や寝るところの世話をしてくれて、

参拝を達成させてくれたようで、まさに「おかげ」という感謝の言葉を背負う旅だったということね。

時は流れ江戸時代から平成の世になった今でも、私も色んな事に感謝をする旅ができた。

これも伊勢マジックかな。

が・・・・・食生活はバリバリ現代人の私。

せっかく伊勢志摩へ行ったのなら、ちょっと寄り道で、松坂で松坂牛を食べてみたいもの!

で、以前、テレビで知った「和田金」。聞けばダンナッチは何度か行ったことがあると

そりゃ~、私が行ってないというのは不公平ではないか

って事で、旅の最後はしっかり大阪に来た嫁の帳尻を合わせてもらったさ~~

炭を盛って焼いてくれるすき焼きは美味しかった~~

本当に、自分の脚で歩いて、歩いて、歩き疲れて、食べられて・・・・・・その事に感謝・感謝。

 

「おかげ」さま。

再建一周年記念旅は祈念の旅でもありました。

~完~

 

 

 


再建一周年記念旅(満足ぅ~~食うぅ~)

2012年03月16日 11時54分11秒 | 旅行

 

今回の旅のメインお宿は、ずっと行きたいなぁと思ってただけに、期待を裏切らない満足度だったよん

お部屋付きの温泉はまだまだ傷が気になる私には優しいね。

 

お湯から出て、ペタペタ歩いてリビングまで行く手前には、一人、一休みできる音楽聴くためだけの小部屋があるのよん

 

ここで、まったり、あ~~、極楽。

食事も海の幸を程よいシンプルさでまとめてくれて良かった

アワビ旨いぃ~~

朝からこのボリューム!と思うけど、こまこま一口づつで、結局、目で楽しみながら頂く感じですべて食べたわ!

で、ここからが、食うぅ~~の醍醐味って感じなのだが・・・写真を撮るのも忘れて食べた、海女さん直営!?のおかんって感じの人がガバット調理してくれる屋台のようなお店でのお昼。

こんな大きなエビ、野生のようにたべた。

今回の旅は海の幸にも大満足ぅ~~~。でも、アクティブにけっこう歩いたので、太らなかった。

我ながら、ずいぶん元気になったものだと、それが嬉しい

 

 


3.11

2012年03月11日 08時15分08秒 | 日々の事



だれもにとって、この日は忘れられない日になったことでしょう。



それぞれに、辛く切なく、かつてない経験を日本中がした日。



あれだけ広範を襲った大きな地震の中で、私は偶然にも自宅大阪からさらに西の岡山にいたため、一度も揺れを体感することもなく、入院中の病院のニュース映像でその大震災を知った。



温かく恵まれた医療施設でみる、ニュース映像の中の惨状と、現地の医療体制の現状。


心に突き刺さって胸が痛かった・・・脳裏に残って…眠れないまま、消灯が過ぎた暗いベットの上でただただ祈っていた。


病室から見る窓の外は月と街の灯りで仄かに明るいのに・・・・・その事にすら戸惑う。私の中だけは、言い知れぬ暗さが取り巻く長い夜の闇だった。

何を、どう祈っていいかもわからず、漠然とした不安に襲われながら「祈る」だけの夜。


その時の思いなどは、このブログではなく、また別の形で、自分の中でもっと整理して見つめなおしてみたいと思っている。





今日は、あの夜と同じように、ただただ静かに祈ります。