昨日、一昨日くらいから、夜えらく寒いなと思っていた。
実際に気温が低かったのでそんなもんかなと思い、昨日もテニスに行った。
帰ってきてシャワーを浴びたら、なぜかすごく寒い。
これは、風邪をひいて微熱があるときの症状だ。
それでも夜までは大したことはなく、念のため「総合感冒薬」、「解熱鎮痛薬」、「喉の痛みを和らげる薬」を飲んで寝た。
前に病院に行った時にもらった薬だ。
夜は汗をかいて2、3回起き、シャツを取り替えた。
パンツも1回取り替えたが、これは念のためである。
朝はかなり体調も良く、テニスに行けるかなと思ったが、止めておいた。
今日はとてもよい天気で、風も弱くテニス日和だが、そんなことでは騙されないぞ。
若いころは「風邪をひいたらテニスで治す」などと豪語し、実際に8割方の風邪は翌日治った。
残りの2割は、すごく大変なことになって、会社を休んだりしたものだ。
最近はもう若くないし、健康なわけでもないので、そんな冒険はしない。
前に心臓で死にかけて病院に行ったのも、最後に風邪をひいたのがきっかけだったから。
だが、それでも今朝は、薬は飲まなかった。
基本的には病気は、自分の体力で治すのが原則と考えている。
薬を飲めば症状は軽くなるが、体は薬に頼ってサボるわけである。
その分、回復は遅れるに違いない。
もちろん、病気によって対応は異なるのは言うまでもない。
最初に病原菌を叩いて、症状が重くならないうちに治す、という医者もいて、それなりに説得力がある。
今回は菌を叩く「抗生剤」がなかったので、その方法は取れなかった。
病院に行けと言われそうだが、この程度の症状で行けば、医者を喜ばせるだけだ。
そんな金銭的余裕は、我が家にはない。
家で例のリクライニングチェアに座って日なたぼっこをしながら安静にしていたが、午前10時ごろ体温を測ったら、なんと37度4分。
奥方が残して行った洗濯物を干したのが、良くなかったに違いない。
熱はその後も少し上がって、喉も少し痛い。
これは、昨日の夜飲んだ薬の対応症状そのままではないか。
なんて先見の明があったんだ、なんて言っている場合ではないか。
しょうがない、今夜もまた薬を飲んで、午後8時に寝よう。