アメリカの北西部ミネソタ州を２０年ぶりという寒波が襲い、－４０度を記録したそうな。
現地のドクターはニュースで、「外に出ると危ないので家にいるように」と言っていた。
この寒さをもたらした北極海の冷気が、今度は日本に張り出して来た。
今日から、太平洋側は強烈な寒さ、日本海側では１０年に一度という雪が予想されている。
千葉はこの冬一番の寒さになるという予報で、確かにとても寒かった。
「この冬一番」などというのは、使い古された言葉だったので、あまり気にせずテニスに行った。
行くまでにちょいといつもよりは寒いなと感じていたが、今日は特別だったようだ。
テニスをしていても、やたら寒いだけでちっとも面白くなかった。
指の先が冷たくなって、あまりの冷たさに感覚がなくなってしまった。
テニスコートの上空は青空が広がっているのに、なぜか太陽のある方の空は次々に雲がかかって、ほとんど陽が差さない。
去年の暮れから今年にかけてロクなことがないが、まだその状態が続いているのだろうか。
北風も強くなってきて、ますます寒くなってきた。
南国の生まれなので、もともと寒さにはとても弱い。
テニスの前にかなり入念に準備運動をしたはずなのに、腰をひねったらしく調子を悪くしてしまった。
まだ早い時間だったが、早々にクラブを引き上げた。
マンションの駐車場で車を入れながらふと指を見ると、右手の中指の爪が欠けていた。
ギターを弾くのに重要な爪である。
年をとったせいもあるかも知れないが、あまりに寒いといろんなことが起きるようだ。
「寒い日には外を出歩かないようにしよう」、今日の教訓である。