まかなーのブログ

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沖ノ鳥島沖南東約700キロの海底に「ゴジラ」出現

2014-01-16 22:11:20 | 日記

11日付け読売新聞によると、海上保安庁や海洋研究開発機構などの調査で、沖ノ鳥島沖の南東約700キロの海底に、地下のマントルが露出してできた世界最大級のドーム状の岩塊が存在することが分かった。
岩塊の大きさは、縦125キロ、幅55キロ、高さ約4キロ。
その巨大さから、まるで海底に潜む怪獣のようだとして、「ゴジラ・メガムリオン」と命名された。
メガムリオンとは、巨大な棒状の岩のこと。
高さ4キロだと、日本の霊峰富士山より背が高い。
元祖ゴジラなど踏み潰されてしまいそうなデカさである。
地球は表面から、「地殻」、「マントル」、「核」と呼ばれる物質で構成されている。
「地殻」は薄く、陸地で35キロ程度、海の下で約12キロ。
「マントル」はいくつかの層でできているが、合わせると約2900キロ程度。
それより内部が、どろどろに溶けた熱い鉄の固まりである「核」になる。
「ゴジラ・メガムリオン」では地殻がなんらかの原因で引き裂かれて、その間からマントルが露出している状態らしい。
マントルが直接見えるというのは、とても珍しく貴重なことのようだ。
マントルの上部は主としてかんらん岩でできており、有用な金属やダイヤなど宝石になる鉱物を含むため、新しい海底資源としても注目されているという。
とは言っても、4000メートルより深い海の底の話なので、採掘とかが簡単にできるとは思われない。
ネットによると「ゴジラ」が発見されたのは何年も前の話らしく、今までに深海探査艇「しんかい6500」などによる調査が12回も行われている。
地球の成り立ちの謎を解くためにとても重要な場所、ということだろう。