人事担当者は面接で、大人でも難しい話をしてきたり、逆に子供のような話をしたり、困らせるような質問をしたりなどして、その際の応募者の対応の仕方もみながらコミュニケーション能力を試したりするのです。
面接官は応募者の意欲や協調性・コミュニケーション能力・印象を含めた人柄などを、質疑応答をとおして見ていきます。必ず質問される項目は事前に把握し自分の言葉で答えられるようにしておきましょう。
面接で必ず聞かれる質問・成功談や失敗談はありますか? 成功も失敗もどちらも貴重な経験であり大切な財産です。成功談は自慢話にならないように、失敗談は卑屈にならないように。大切なのは、そこから何を学び何を掴んだかということです。
面接で入室した際の印象は、次のような順で決まっていきます。表情→姿勢→歩き方→座り方→声→話の内容…の順です。また、しぐさ・目つき・服装・化粧なども第一印象を決める要素です。つまり「何を話したか?」よりも、実は「どんな雰囲気か?」が重要なのです。
面接で必ず聞かれる質問・配属希望とその理由は? 応募者が何をしたいのかと、その希望を叶えるに足る充分な裏付け(経験・スキル・考え方など)があるのかを確認する質問です。この質問で配属先が決まるわけではありませんから…念のため。