お互いに面識もなく初対面同士のグループディスカッションで、しかも面接官からチェックされる状況下に、緊張して尻込みしたり、我れ関せずの態度をとったり、自分の意見だけ言って他の人の話には耳を傾けない…こんな風になってしまっては残念です。
苦労したり失敗したりした場面では、周囲との関係性が浮き彫りになるものです。そういった場面で実際にどんな行動をしたのかを更に聞き出すことで、応募者の普段の協調性を探るのです。
面接では本当の「素の自分」で正直に語って欲しいので、面接官は緊張をほぐしたり軽い笑いを取ったりしながら、リラックスした雰囲気の中で面接がおこなわれることも多いのです。
実務経験が少なかったり、教育や研修が必要と思える応募者も、採用を控えたい対象です。人事としては即戦力が欲しいので、時間やお金をかけて育てている訳ににもいかないからです。事実は変えられないので、やる気や意欲を示すことで面接官にアピールしましょう。