集団面接のときも、人事担当者としては、応募者の緊張を解いて普段と同じ状態で面接に臨んで欲しいので、リラックスしてもらう目的も兼ねケーキとコーヒー等を出したりします。
面接では、話の内容よりも、それ以前の「印象」が重要なのです。面接官は受験者が入室したら先ず「制服を着た姿を想像する」と言われてます。面接は部屋に入った瞬間が勝負!面接官とのコミュニケーションは、面接室に入った瞬間から始まっているのです。
大変だった時は一人で悩んだり落ち込んだりしました…というだけでは、助けてくれる上司や同僚が周囲にいなかったと思われてしまいます。ましてや、転職の本音が「職場の人間関係」にあったとして、愚痴だけ語って終わり…という事のないように気をつけましょう。
看護師の不採用の理由には、化粧が派手、服装がだらしない、清潔感が感じられない、仕事に対する意欲が感じられない、職場での協調性が見込めない、言葉遣いが粗雑…など応募者の印象による所もあります。
人事担当者は面接で、大人でも難しい話をしてきたり、逆に子供のような話をしたり、困らせるような質問をしたりなどして、その際の応募者の対応の仕方もみながらコミュニケーション能力を試したりするのです。