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佐渡裕指揮 新日本フィル with角野隼斗

2024年05月30日 23時57分38秒 | 音楽
試合があるとなかなか行けなくなりますが、
久しぶりに生コンサートに行ってきました。


やまぎん県民ホールが見えてきました。右にはアル・ケッチャーノ・コンサートが見えます。


自分の席から見下ろします。客席は3階まで全席埋まりました。



プログラムは
① チャイコフスキーピアノ協奏曲第一番
指揮 佐渡裕
ピアノ 角野隼斗
演奏 新日本フィルハーモニー交響楽団

② チャイコフスキー交響曲第5番

チケットは完売したようですが、自分は運よく3階のバルコニーの
一人席が一つ空いていてそこを購入。
満員でも窮屈でなくゆったり鑑賞出来ました。

最初はチャイコフスキーピアノ協奏曲第一番。
とても有名な曲で最初の出だしが印象的ですが、
最後まで聴き通したことがあるかどうかは記憶がありません。

角野氏が登場。
東大卒でスタイルがよくイケメン。
長髪がショパンの肖像画を思い起こさせます。人気のピアニスト。

曲が始まります。
音は清冽、端正といった感じで外見と同じイメージ。
オーケストラは佐渡氏が音楽監督の新日本フィル。
いつも聴く山響さんの繊細で美しい音と比較すると、
人数も多く、今日はロシアの作曲家の曲ということもあるのか、
重厚で、ダイナミック。たとえて言えば大河の流れのような演奏。
聴いていると様々な楽器がそれぞれ様々な演奏をして
飽きさせません。

自分は角野氏のピアノより,そのオーケストラの演奏に惹かれ、
最初のところでも胸が詰まるものがありました。
CDや動画では最後まで聴いていられないものも、
生演奏だと飽きずに聴け、心と体に響いてくる。
不思議な気がします。

盛大な拍手が鳴りやまずブラボーの声も。
そしアンコールは,コミカルなジャズっぽい曲。
角野氏はクラシックだけではなく、
ジャンルを超えた音楽活動をされている模様。


20分の休憩の後は、
同じくチャイコフスキーの交響曲第五番。
第六番悲愴は何度か聴いていますが五番は初めての気がします。

4つの楽章に分かれてましたが、
1つの楽章の中でも様々な楽器が交替で主役になり、
それぞれの音を響かせながら最後まで流れるように続いていく。
特に金管、木管の管楽器が印象的で、
ダイナミックで壮大な演奏をリードしているように見えます。
ピアノ協奏曲でもそうでしたが、ベースの重厚な音が、
いかにもロシアらしい暗さ、重厚さを表現していて、
ところどころにロシアらしい音楽が聞こえてきます。

いい演奏でした、
3階から聴きましたが、迫力は充分に伝わりました。

アンコールは、一転弦楽器だけの美しい曲。
よくテレビ番組等の最初とか最後に流れる曲ですが、
曲名はわかりません。
5番で管楽器が大活躍だったので、弦楽器にも日を当てた佐渡氏の
心づかいが伝わってきました。

この大所帯の団員を同じ方向を向け、一つの音楽を創るために
心を一つにさせて、それを実現していく指揮者とは
ほんとにすごいものだと改めて思いました。

この仕事とサッカーの監督の仕事も、役割は似ている面もあるかなと
何でもモンテディオに結び付けてしまう自分がいました。

大和証券グループ presents 佐渡裕指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団 with 角野隼斗 日本ツアー


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