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『若い読者のための世界史』

2012年12月30日 09時12分22秒 | 書籍
年末年始の休みに入り、移籍情報もしばらくないのではないでしょうか。
これから期待するのは、アノ大型DFと大型FWでしょうか。
大型ではないにしろ、FWもう一人ぐらい欲しいですね。

今日の山新では、堀之内選手の移籍紹介で、
『ディフェンスラインを統率するCBとして』と紹介してましたから、
あの方はもうないのかもしれませんね。

さて読んだ本の紹介というか、読書ノートです。
高校時代(かなり大昔になりますね。)細かすぎる日本史は性に合わず、
ダイナミズムのある世界史に惹かれ、仙台での浪人時代、
勉強した問題集の中に各国史が有り、
特に高校時代あまり出て来なかったアジアの各国史など
興味を持って解いた記憶があります。

それ以来何十年、世界史をもう一度勉強してみたいという気持ちがどこかにあり、
いろいろ本を買って読もうとすると、最初の一巻ぐらいで挫折。
それを何度か繰り返した気がします。
最近では40万部のベストセラーで、東京大学での売り上げ第一位という、
世界史上下(中公文庫)など買って読もうとしましたが、読みにくくて断念。

そんな折、少し前に、車の中で聞いたラジオで、
詩人の荒川 洋治さんが紹介したのがこの本


彼も先述した『世界史上下』を読もうとしたが、
難しくて読み通せず、この本を買って読んだところ、
面白く読めたということです。

ウイ~ン生まれの著者が、25歳の時に、若い人のために書かれた本。
ギリシャローマ時代にページを多く割き、世界史といっても西洋中心ではありますが、
物語を読むように、わかりやすい。
西洋社会のあらましがなんとなくイメージできたような気分がしました。

話は変わりますが、歴史を遡ると、
中国、インドが世界の中心だったという時期が長く、
西洋が中心なのは、ほんのわずかの期間であると何かで読みました。
過去2000年のうち、1800年間は、
中国とインドのGDPの総和が世界GDPの50%を超えていたそうです。

『中国とインドの時代』が新たに来るのではなく、
歴史はずっと『中国とインド』であり、その時代に戻っていくのだという人もいます。

中国人の中華思想も言われてみれば、
そういうことかと理解できなくもないのですが。
そういう国ほど、腰を低くすれば尊敬されるのにというのは、日本人の思考回路か。
常に膨張していかないと、あれだけの人口の国はやっていけないのかもしれませんね。

話がそれましたが、世界史といった場合、
どうしても西洋中心になるのでしょうか。
前述した中国、インドの例を考えると、
本当の意味での世界史とは言えない気もします。
世界全体のバランスをとったような世界史の本というのは
あるのかもしれないし、自分が知らないだけかもしれません。

ともあれ、西洋社会の大まかな流れが物語風に書かれ、面白く読める本でした。

またこの映像が見たくなりました。飛行機の映像はいくら見ても飽きないですね。

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コメント
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