前回のブログ「ミュシャ展」で、茅ヶ崎市美術館を訪れた時のお話をしました。
その時に美術館に入る前に高砂緑地を散策したので、今回その画像をまとめました。「ミュシャ展」の後に寄った「えぼし」という湘南浜料理のお店の画像も添えて。
高砂緑地は、JR茅ヶ崎駅から海に向かう小道の途中にある緑地公園です。
早春には紅梅白梅美しくが美しく、2月には「梅まつり」が行われています。
明治時代には俳優・川上音二郎・貞奴夫妻の別荘「萬松園」があり、住居跡といわれる井戸枠が松の木立の中に残っています。大正時代には実業家・原安三郎の別荘「松籟荘」がありました。昭和59年に茅ヶ崎市が一帯を購入して、日本庭園を構えた高砂緑地として開園しました。
現在、敷地内には、茅ヶ崎市美術館、茅ヶ崎市立図書館、茶室「松籟庵」があります。
10代の頃に茅ヶ崎に住んでいて、よく茅ケ崎市立図書館で本を借りたり試験勉強をしたりしましたが、緑地公園を散策した記憶は無いんですね。茅ヶ崎市美術館も行った事がなかったかもしれません。
その頃は、美術館と言えば大きな都市じゃないと魅力的な企画が無いような思い込みがあったかも知れませんし、実際メジャーな画家や彫刻家の企画展は、茅ヶ崎市美術館ではやっていなかったのかもしれません。
どのみち庭園にはさほど興味がなかったので、この辺りで用があるのは本当に図書館だけでした。
茅ヶ崎の隣の藤沢市に居を構えて久しいですが、その間も平塚市美術館には行っているのに、茅ヶ崎市美術館にはご縁がなく。「ミュシャ展」が開催されなければずっと行かずじまいだったかもしれません。
前置きが長くなりましたが、以下が、庭園内を歩いた時の画像です。
ここから先に茅ヶ崎市美術館があります。
このあと「ミュシャ展」を見ました。それについては前回のブログにまとめてあります。
美術館を出てから、南湖の活魚料理店「えぼし本店」に行きました。
私たちは車で行きましたが、公共交通機関だと、神奈中バス「団地中央」を降りてすぐの場所です。
こちらは、浜料理で有名な茅ヶ崎の老舗なのです。
何年も前から行きたいと思っていたお店でしたが、我が家からだと食事のためだけに行くのには縁の薄い地域だったので、この度茅ヶ崎市美術館に行った帰りに立ち寄ることにしたのでした。これも「ミュシャ展」のおかげでしょうか?
外から見るとこじんまりした店に見えますが、中に入るとかなり広く、かつ満席で大変な賑わいでした。
お酒の数が多いので、昼間からいい感じになっている客さんが多かったですね。お客さんの数が多かったので、店内の撮影は自分たちが頼んだお料理以外は遠慮しておきました。
私達はカウンターに通されましたが、お座敷席、テーブル席もありました。
豊富なのはお酒だけではありません。なんとメニューは常時200以上揃えているそうです。お刺身、お寿司、丼、焼き魚、煮魚、天ぷら、フライ、デザート、その他色々・・・。
茅ヶ崎や平塚漁港、築地から毎日新鮮な食材を仕入れているそうです。
チェーン店の海鮮と比べると若干お高めの値段ですが、味の良さは段違い、お値段以上のおいしさでした。新鮮さが違います。
鰺フライは食べ始めてから撮影していなかったことに気づいたので、小皿に撮ったこのひと切れしか画像がありません💦厚みがあって、身が柔らかく、火が通ったお魚でも新鮮さが舌に伝わりました。
これは、次回は煮魚も頼んでみなくては・・・。