歩き日記

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登り初めは高千穂峰(霧島東神社登山口)

2007年01月13日 | 2007年歩き日記
山の案内 歩き日記 今日の猫たち

 登りはじめは高千穂峰と決めていた。どのコースから登るか迷っていたが、Kさんのメールで霧島東神社から登ることに決めた。

 高千穂峰登山で最も体力を要するハードなコースだ。登山道の8割以上は急登で荒れた箇所もある。日頃、楽な登山ばかりしているので山頂までたどり着けるか心配だったが、無理ならば引き返せば良いと気楽な気分で登ることにした。

 レットは初挑戦のコースだ。とスパイク長靴を買ったので試し履きを兼ねての登山となった。長靴は「がまかつM-391ブーツ」だ。

 今のスパイク長靴はもらい物で脱ぐときに一苦労するので、いつかは新しいのを買いたいと思っていた。釣具屋でいろいろ履いてみたらM-391の履き心地が大変良い。厚手の靴下を履いても脱ぎやすい。

 定価21,000円の長靴が16,251円で売られている。安いと言っても高い、少ない小遣いなので迷ったが、正月だから思い切って買うことにした。

 帰ってインターネット通販で調べると21,000円前後で売られている。「良い買い物だった」とPCの前で一人悦にいるのであった。  

 霧島東神社で一年の安全登山を祈願し登山開始だ。登山口に登山届けがある。記入しようと思ったが記入余白がなく記入できなかった。

 レットは久しぶりの登山で張り切っているようだ。杉林から広葉樹林へ急登も快適に歩く。このコースには標高と距離が分かる九州自然歩道の標識があり登りやすい。

 しばらく歩くと暑くなったので半袖での登山となった。

 このコースは霧島東神社から2.8km地点、残り2.2kmからがハードだ。急登の連続で登山道が荒れている。レットは大丈夫かなと心配になる。

 確かに荒れている、浸食で段差工も飛んでいる。全ての責任は人間にある。山に申し訳ないと思いながら登る。スパイク長靴で登っている自分が恥ずかしかった。

 雪の日でもないのに試し履きでスパイクとは・・・・

 荒れた急登の登山道は、標高が高くなるにつれ狭くなり視界が開け、登山道は鎖の岩場になる。転落しないように慎重に登ると双子石が見えてくる。

 双子石の下で一息つく。レットをモデルに撮影会となる。いつ登ってもこのコースの眺望は素晴らしい。双子石から残雪の登山道をひと登りすると、小高い山の山頂に到着する。

 ここから見える高千穂峰は最高である。私が最も好きな高千穂峰の山容である。



 このコースを選択した時、昼食はこの小山の山頂で高千穂峰を見ながら食べることを決めていた。時間は丁度良い11時30分だ。昼食メニューはおにぎり4個、ウィンナー、スープはるさめである。

 スープで体が温まる。昼食の後はデザートは温かいコーヒーに小倉羊羹である。もちろんレットにもおやつがある。旨いコーヒーであった。Kさは雨にたたれて散々の登山だったとメールに書いてあった。ちと申し訳ない。

 昼食を済ませ、小山を下り急勾配の段差工を登る。標高1470mの標柱が見えてきた。あと100メートル、段差工を一気に登ると山頂だ。山頂に着くと誰もいない。可愛いレットさんを撮影。

 山小屋も閉まっている。誰もいない高千穂峰山頂は珍しい。静まりかえった山頂は不気味な感じがした。霊峰高千穂峰で今年1年の登山無事を祈願し下山開始。

 急勾配な段差工を快適に下り、皇子原分岐点を過ぎ、小山の登りで筋肉痛が発生、歩くと痛いそれも両足がひきつる、筋肉をもみほぐしながら暫し休憩。

 痛みが和らいだので登りを開始する。近頃、楽々登山ばかりしているしっぺ返しだろう。小山の山頂に無事たどり着きレットと記念撮影、休憩して下山を開始。

 脚の痛みを心配しながら慎重に下り16時05分登山口着。7時間10分の山行であった。登山口に「性空上人」の立派な銅像が建立されていたので撮影し家路に着く。明日は筋肉痛になるかもしれない。


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