高千穂河原から高千穂峰に登る。

山の案内　歩き日記

前回、約束したとおり、コイワカガミ鑑賞に高千穂峰に登ることにする。新聞で中岳のミヤマキリシマ情報が掲載されたので、かなりの登山客が押し寄せるであろうと思いながら。 　暑い日は、早朝登山が良い。涼しいし、登山客も少ないので、のんびり登れるからね。(^_^)　登山口に５時４０分着、駐車場には、前夜からの泊まり組をふくめ１５台位の車が駐車している。県外車が多い。「楽山さんも県外車だよ、ｗｏｎ」「そっか、ここは鹿児島県だ、えらいレット」「ｗｏｎ！」 　準備をしていると、「おはようございます」と中年の男性が話しかけてきた。「どちらから」「山口県からです」「じゃ車中泊ですか」「いいいえ夜明け前に着いたで、仮眠していました」「雨で登山道は荒れてないですかね」、「大丈夫ですよ」と新燃岳までの登山と勘違いし答えてしまった。 　聞くところによると、兄弟ご夫婦３組で、えびの高原に車を置いて、縦走されるとのこと。「韓国岳から獅子戸岳間は荒れてますから気をつけて」と説明するのを忘れてしまって、初心者で初めてのハード登山に挑戦されるとのこと、大丈夫だったかしらと気になる。説明不足で、ごめんんさい。 　このコース最大難関ガレ場を登っていると、絶景の雲海が迎えてくれた。早朝登山しか味わえない感動だ。思わず「感動！」「won！won！」と叫んでしまった。水墨画の世界に、しばし見とれる。今日のレットさん元気だ。軽快に登っている。 ☆登山口（5:50）→ 写真：左（水墨画の世界に感動）右（レットさん今日も元気だ） 　お鉢の法面に、たくさんのミヤマキリシマが咲いている。霧島の厳しい風雪に耐え、這い蹲り生きてきた、ミヤマキリシマが美しく花を開く姿に感動させられる。私の好きなミヤマキリシマだ。中岳のミヤマキリシマより感動するかもね。(^_^)v 写真：左（お鉢のミヤマキリシマ）中（火口壁に這い蹲り咲くミヤマキリシマ）右（馬の背のレットさん） 　馬の背から、最後のガレ場の難関を登り、山頂に着く。山頂から、期待を胸に「コイワカガミ咲いてくれ」と祈りながら、高原町方面からの登山コースに下る。コイワカガミは、「おう！咲いてる、やった！」と思わずレットさんを抱き上げた。 　コイワカガミ、可憐で可愛い花、大好きな花である。マクロレンズを持ってないので、接近撮影ができないのが残念であった。ズームで引っ張り、背景ぼかし。３０分くらいコイワカガミを楽しみ下山を開始する。 ☆登山口（5:50）→（7:25）山頂（8:00)→ 写真（コイワカガミ） 　下山途中でレットさんのもてること、撮影していると「すごいカメラ目線だ、可愛い、撮影していいですか」「はい」、てな具合にレットさんは、モデル犬となる。ガレ場を下っていると、「山の案内の犬ですね」「はいそうです」「月曜日が楽しみで、良く見ています」「ありがとうございます」・・・・ 　そこで、レットさんを抱っこしてもらい撮影と相成った次第です。ありがとうございます。レットさんの嬉しそうな顔。登山口に着いて、吃驚。駐車場は満杯。近くの高千穂河原キャンプ場、駐車場に誘導されている。明日は日曜日、凄い登山客で渋滞するだろうな。早朝登山をお薦めします。 　今日は、午後から仕事、ちと辛いが、楽しい一日でした。当然、レットさんは車の中で熟睡。楽山時間（３時間40分）。 ☆登山口（5:50）→（7:25）山頂（8:00）→（9:30）登山口 写真：右・中（人気のレットさん）右（駐車場は満杯）