
今日のフォト。
今年の葵祭は、15年ぶりに、雨天順延となり、5月16日に行われました。













5月16日、午前9時35分。
京都御所に着いたら、すでに満員御礼。 入り込む隙もない。
葵祭は、この場所から撮るのが、最高のアングルなのです。
報道関係者が、中継車と共に、この場所を陣取っていました。

左端の中央辺りに、報道関係者の人たちがいて
私は左下の黒い傘の人の後ろ辺りに、入り込むことができました。
馬に乗っているのは、京都府警の警官&婦人警官です。
まもなく葵祭の一行が、やってくる。

牛車(ぎっしゃ)
御所車といわれ、勅使の乗る車で、藤の花などを軒に飾り、牛に引かせる。
牛童(うしわらわ)、車方、大工職などの車役が、替え牛とともに従う。

勅使(ちょくし)
天皇の使いで、行列中の最高位者。
四位近衛中将がこれを勤めるので、近衛使(このえづかい)とも言われる。

風流傘

命婦(みょうぶ)
小桂(こうちき)を着用する高級女官。花傘をさしかける。

斎王代(さいおうだい)
2012年の斎王代は、京都市左京区の亀井敦子(28歳)さん。
御所では、アップで撮った斎王代の写真を全て失敗したのです。(涙)

女嬬(にょじゅ)
食事をつかさどる女官。

蔵人所陪従(くろうどどころべいしゅう)
雅楽を演奏する文官で、それぞれ楽器を持っています。

斎王代牛車(ぎっしゃ)
斎王代の牛車で俗に女房車。 この牛車には、葵と桂のほか桜と橘の飾りがつく。
ここで紹介したのは、葵祭のほんの一部です。
10時30分に御所を出発した行列は、下鴨神社へと向かいました。

私も、御所から下鴨神社へ行ったけれど、黒山の人盛り。
この前を行列が通過していました。(そのため通行止め)

下鴨神社。
ここでは、路頭の儀、社頭の儀、走馬の儀が行われました。

下鴨神社の馬場では、13時15分から、走馬の儀が行われます。
ここを馬が走るそうです。
でも走馬の儀をここで観ていると、もう葵祭の行列を観に行くことができません。
走馬の儀は諦めて、下鴨神社を後にしました

葵祭の行列を上賀茂神社で待ち伏せしないで、加茂街道で待っていました。
新緑の美しい並木道です。

牛車がやってきました。

そして勅使(ちょくし)
背景の緑が美しい。

馬は、銀面を付けています。

陪従(べいじゅう)
雅楽を奏する武官。

風流傘

命婦(みょうぶ)

はい、ここで今年の斎王代の亀井敦子さんの
アップの写真に成功しました。

十二単の重さは、30kg。 腰輿(およよ)に乗って、行列の後方を進む。
祭りの主役でもあります。

騎女(むなのりおんな)
騎馬で参向する 斎王付きの巫子(みかんこ)

斎王代牛車(ぎっしゃ)
これが、行列の最後尾です。

そして上賀茂神社に到着しました。
斎王代が、腰輿(およよ)から降りて、上賀茂神社へ入っていきます。

女官や武官も後から続きます。

厳かな雰囲気です。

葵祭は、京都三大祭りの1つです。
葵祭は、五穀豊穣を祈る祭りだそうです。

頭や体には、必ず双葉葵を付けてあります。

平安時代の高貴な装束をまとった511人の行列が優雅に進み
沿道では約1万9千人(午前11時、京都府警調べ)が、行列を楽しみました。

この後も、上賀茂神社で、「走馬の儀」が行われるらしい。

爽やかな好天に恵まれて、私も素晴らしい写真を撮ることが出来ました。

5月16日、夕方のNHKニュースです。
報道カメラマンたちは、御所の建礼門を背景に
真っ直ぐ正面から、カメラに向かってくる行列を狙っていたのです。

美しい斎王代。
私も写真に撮れて嬉しかったです。

5月16日、朝日新聞夕刊。
朝日新聞も、建礼門を背景に、カメラに向かってくる牛車を撮っています。
朝日新聞には、葵祭は、1400年前に始まったと記されていました。