今日のフォト。 伊勢名物赤福の
3月の「朔日餅」です。
弥生三月は、ひな祭りということで
ひし餅みたいな色の 可愛らしい包装紙。
3月の朔日餅は、よもぎ餅です。
昔はお雛さまに、よもぎ餅を
お供えしたそうです。
よもぎの芳香と、繁殖力の強さが
魔除けになるとされていたそうです。
これは余談ですが、和菓子は冷凍できます。
解凍する時は、常温で2~3時間で解凍。
和菓子は、砂糖を多く使っているので
カチカチには凍らず、解凍後は食感が
元通りになり、風味も損ないません。
いつでも和菓子を食べられる暮らしって
幸せですよ。
3月の包装紙の裏に、こんな文字を見つけました。
12月も、2月も、知らなかったのです。
12月の包装紙は、徳力富吉郎氏が
火の用心の願いと祈りを込めて
作られたものだそうです。
2月の包装紙にも、こんなメッセージ。
包装紙は、捨てずにとってあったのです。
吾子摘みしよもぎ草
母作りしよもぎ餅
いちまさんも(市松人形)
食べしゃんせ
子供の頃、あぜ道で
「よもぎ」を摘んだ思い出があります。
ギザギザした葉でした。
摘んで帰ると、母は喜んで
母の手から、魔法のレシピが生まれた。
懐かしい味です。
赤福・3月の朔日餅は、よもぎ餅。
爽やかな香りと、優しい甘さが
口の中に広がりました。