マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

多肉植物3(七福神)

2020年07月26日 | 多肉植物



今日のフォト。 多肉植物、「七福神」


多肉植物には、素晴らしい名前が付いていて
それも購入する、キッカケになることがある。


今年の正月、園芸店の「福袋」で、七福神を買いました。


リメイク鉢は、関西の店舗では買うことが難しいという
カリスマタニラー、ぼたんさんの鉢。
園芸店で、迷うことなくこの鉢を買って植えました。






            









他の多肉と比べても、こんなに大きな七福神。
親株が5つ。 子供もいます。


福袋を授かって、七人の神さまが我が家に来た。
この子を大切に育てることを誓って、2020年がスタートしました。









松の内が取れると、凧のピックから猫のピックへ。
多肉棚の特等席に、座らせていました。


そして「神さま。神さま」と、大切に育てていました。
神さまはこの1鉢だけ。 


神さまは元気に、ベランダで冬を越してくれました。
春になると、一回り大きくなって、子供たちも成長しました。
七福神、順風満帆の半年でした。









ところが・・・6月の半ば。
七福神に手が触れると、葉がポロッと落ちたのです。


「エッ?」と、もう一度七福神を触ると
今度は、ポロポロポロと葉が落ちる。


顔面蒼白。 急いで鉢から、引っこ抜く。


根はしっかり伸びていても、葉が完全に枯れている。
親株の茎の中は、スカスカでした。









落ちた葉も葉挿しを試みたけれど、枯れてゆきました。
写真の全部、ダメでした。 


あっという間。 まるで悪夢。
手の施しようがないとは、このこと。


タニラーのママ友に、散々ラインで愚痴った。
何枚も写真を送って。


神さまを死なせてしまった。 自責の念。
神さまだと思って、育ててきたのに。


悲しむ私に、ママ友は言った。
「ずっと家族を 守って来てくれたんだから。」


七福神は寒い時も、ベランダでがんばって 
一緒に冬を越して、春を迎えた。
正月からずっと私たちを 見守ってくれていた。


吹っ切れた。 新しい神さまをお迎えしよう。









これはママ友の七福神。 4つの親から子供が生まれ
最近、大鉢に入れて、七福神丼にしたらしい。
(ひとつの鉢に、同じ種類の多肉を植えることを「丼」という)


寒い頃、この鉢に桜吹雪を植えて、「桜吹雪丼」にしていた。
この鉢は、直径36センチほどの盆栽鉢だったのを
ママ友が桜吹雪の絵を描いて、リメイクしたもの。


その桜吹雪を全部引っこ抜き、ここに七福神を植えた。
「七福神」は、やっぱり神さま扱い。 
この桜鉢に、七福神はぴったり。


七福神は、鉢選びが難しいのです。
洋鉢っぽいのは合わない。 
神さまは、「和のテイスト」で植えたい。


だからママ友は、七福神のために桜吹雪を移動させたのです。
神さまだから、それが許される。









ぼたんさんの鉢には、新しい七福神は植えたくない。
七福神は、鉢選びから。 で、思いついたのがフクロウ。


フクロウは、縁起物です。


「福来郎」 「福籠」 福が来る。


「福老」 「富来老」 豊かに年をとる。


「福路」 幸せな人生


「不苦労」 苦労しない。









縁起物のフクロウに、七人の神さまを植えました。
お母さんは1つで、子供は7個以上の押し競饅頭。 
神さまが、いっぱいいる。









そしてこの季節は、花まで咲いている。
何ておめでたいこと。


これからこの子が、守ってくれるかな?
今日も七福神は、多肉棚の特等席に座っています。







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