マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

あらぎ島

2021年11月06日 | お出かけ



今日のフォト。 和歌山県・有田川町のあらぎ島。
日本の棚田百選にも、選ばれています。


何年ぶりかで・・・
故郷(有田川町)へ、帰って来ました。






            









出発の3日前に、高校時代の友人から電話があり
「有田川町(実家)へ帰るから、一緒に帰らない?」って。


彼女のご両親も、私の両親も、もう他界していません。
故郷には、誰もいないけれど・・・
会いた人も、行きたいところも、たくさんある。


秋晴れの1日、突然ですが・・・
2人で、故郷に帰ることになりました。









点在する民家。
山の空気をこんなに近くで、吸えるなんて。
自分の寿命が、延びるようでした。









あらぎ島は、稲刈りも終わり
稲の茎から、新しい稲が生えていました。


この新しい稲は、「孫生え(ひこばえ)」といい
再生稲とも、二番穂とも呼ばれます。


成長しても、穂が出る前に枯れてしまい
穂が出ても、中が空っぽだそうです。









耳をすませば、小川のせせらぎが、聴こえて来る。









この時期はあらぎ島で、農作業をする人もいません。
あらぎ島は、静寂の中にいました。









山が、こんなに近くに見える。
橋を渡る 車も無い。
まるで時が止まったかのように、感じられる。


「ヤッホー」と言ったら、こだまが返ってきそう。
長閑な風景です。









高校時代に、カムバック。
あらぎ島、「**子ちゃん」「**美ちゃん」と呼び合って
大声でケラケラ、笑いました。




ふるさとは 遠きにありて 思ふもの
そして 悲しく うたふもの


帰れなかった間
室生犀星の詩、「小景異情」を
何度、心で 呟いたことか。





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