今日のフォト。 桜は神社仏閣に、よく似合う。
桜は、神様や仏様に、愛された花。
「天下茶屋の聖天さん」の名前で
親しまれているお寺、正圓寺。
境内には2本のソメイヨシノがあり
樹齢100年以上とも言われる。
2018年、大阪に被害をもたらした台風で
桜の木が、とても弱ったそうです。
それでも持ちこたえていたらしいけれど
次第に枯れてきて、2020年12月
枯れた部分を伐採して、今に至ります。
境内の庭いっぱいに伸びていた枝は
すっかり小さくなってしまいました。
家内安全、厄除開運、病気平癒。
いろいろな願いを聞き入れてくれます。
安産・子安地蔵も祀ってあります。
本堂の窓ガラスには、満開の桜が映り込み
その光景を見ていると、昔の貫禄は衰えていない。
百年桜や
古希過ぎし我や
ああ君の如く
老いてゆきたし
老いて尚、強く美しく、凛と咲く。
見上げる私も、背筋が伸びる。
正圓寺
大阪市阿倍野区松虫通3-2-32