マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

柚子仕事(柚子ジャム)

2022年11月27日 | 料理



今日のフォト。 和歌山のいとこの家。
20年以上前に、50cm程の柚子の苗木を植えたら
今では2階建ての屋根の高さまで、成長しているという。


昨年、メルカリで柚子(花柚子)を買って
柚子ジャムを作ったことを話すと・・・。






            









今年、バケツいっぱい柚子を採って、送ってくれました。
本柚子なので、大きくて、もの凄い香りがします。
他にも、家庭菜園、ふるさと宅配便です。


柚子は62個、7kg以上ありました。
7kg一度に作る鍋も無いので
2回に分けて、柚子ジャムを作りました。









31個の柚子、3.5kg
水洗いします。


私流の柚子ジャムのレシピです。
省略、簡単、独自です。









皮ごと、熱湯に入れて、茹でます。
殺菌のため、柚子の皮がやわらかくなるため
そして柚子皮のワタが、取りやすくなるため。


柚子皮の傷、痛み、汚れを取り除き
きれいにします。


茹でる前に、包丁を入れると
茹でる時に、柚子の中にお湯が入るから
茹でた後に、柚子皮のお掃除です。









横半分に切り、柚子の汁を絞ります。
柚子皮、果汁、種、中身(果肉・袋)に分けます。


ここでくじけてはいけません。
まだまだ、道のりは遠い。









1番大変なのは、ここ。
柚子皮を1/4に切って、ワタを取ります。


魚の三枚おろしのようにします。
包丁が苦手の人は、スプーンで削いでもOKです。









ワタを取り除いた、柚子皮を細かく刻みます。


果肉と柚子の袋も捨てません。
みじん切りにして、使います。









種は、お茶パックに入れます。
種には、ペクチンが含まれていて
煮込むことで、とろみを出す効果があります。









砂糖は、柚子の量の60~80%


最初は中火。
次第にとろ火にして、ゆっくり煮てゆきます。









砂糖や種もたくさん入れているので
トロトロの時に火を止めても、冷めると固まります。


NHKの朝ドラ、「カムカムエヴリバディ」では
「美味しゅうな~れ、美味しゅうなれ~れ」
「甘ぇ餡子ができあがる」って、言ってましたね。


私もおまじないをしながら、作りました。









砂糖
60%で、冷蔵保存3ヶ月
80%で、冷蔵保存6ヶ月。
長期の冷凍保存もできます。


本柚子、31個 3.5kg(送ってくれた半分の量)
ジャム用にと、家に置いていた瓶に入れました。
小さな瓶なので、14個も出来ました。


写真を撮りながらだったので、調理時間は4時間40分。
休憩なしで、ノンストップで作りました。









後日、残りの31個 3.5kgも柚子ジャム作り。
1回目の反省点や、さじ加減を考えてのメニュー。


茹でる時、落しぶたをすること。
果肉と袋の量を少し減らして、今度は1つの鍋で作りました。


2つの鍋にすると、鍋の大きさ、火加減が違うので
出来上がりの柚子ジャムの色、風味が微妙に違います。
だから2回目は、ギリギリ1つの鍋で。


2回目の調理時間は、ノンストップで4時間20分。
少し短縮です。









100円ショップで購入した、可愛い瓶に入れました。
1回目の瓶より、少し大き目なので、10個できました。


今のご時世、手作りのものを贈るのは
いいのか悪いのか、気を遣いますが
それでもお届けすると、喜んでくださいました。


パンやヨーグルトの柚子ジャムも、美味しいけれど
私は「ゆず茶」にして、いただくことが多いです。
この季節の温かいゆず茶は、美味しいです。


11月の柚子仕事、終了です。
バケツいっぱい62個=7kgの柚子を変身させた
達成感は、大きいです。







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