マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

立春

2018年02月04日 | 



今日のフォト。  梅の花は、別名「春告花」とも、言われます。


2月4日は、二十四節気の「立春(りっしゅん)」
暦の上では、春が来たことを意味します。


旧暦では、1年の始まりは「立春」からで、節分や八十八夜など
季節の節目の行事は、立春を起点として定められます。


春を告げる花、梅が咲き始め、次第に暖かくなり
春の兆しが、ところどころで見られます。






            









二十四節気のブログも、2年目となりましたが
2018年も、いろいろに工夫しながら
季節の歳時記を 綴っていけたらいいなと思います。









立春の4日、午後から長居植物園へ行って来ました。
暦の上では春、「そうだ、春を探しに行こう」


マンサクが咲いていました。 寒くても、手足広げて、元気よく。









サンシュユは、まだ固いつぼみ。 待ち遠しいな。









ソシンロウバイは満開で、いい香りがしていました。


3つとも、春を呼ぶ黄色い花。









七十二候=立春初候。 春風解凍。(はるかぜこおりをとく)


暖かい春の風が、冬の間張りつめていた氷を 解かし始める頃。
いよいよ春の暖かい足音が、聞こえ始めました。









七十二候=立春次候。 黄鶯睍睆。(うぐいすなく)


「ホーホケキョ」と、ウグイスが美しい声で鳴き、春の到来を告げる。
その年の1番初めに聞く、ウグイスの声を「初音(はつね)」と言います。









七十二候=立春末候。 魚上氷。(うおこおりをいずる)


春の暖かさで、湖や川の氷が割れて、氷下で泳いでいた魚が
氷の上に跳ね上がる頃。 温かくなった水の中に
ゆらゆら泳ぐ、魚の姿をよく見かけるようになります。









2月の行事としては、「初午(はつうま)」があります。
初午は、立春を迎えて初めに訪れる、午(うま)の日。
この日に稲荷参りをし、五穀豊穣を祈る風習がありました。









初午の日に、きつね(稲荷神社)の好きな「いなり寿司」を
お供えしたり食べたりすると、「招福開運」と言われます。









春が来るまでに、「冬の大三角」を 見ておきましょう。
ベテルギウス(オリオン座)、シリウス(おおいぬ座)
プロキオン(こいぬ座)です。 南の空に輝いています。


先日の「スーパーブルーブラッドムーン」で
真冬の夜空を見上げた人、たくさんいたことでしょう。
「冬の大三角」は、2月末まで、きれいに見えます。









写真を撮っていると、落ち葉の下から
「リン、リン、リン」って、音がするのです。
植物園にいる野鳥?と思ったのですが、確かに足元から聴こえてきます。


「リン、リン、リン」は、空耳だったのかな~?
落ち葉の下で眠っている、春が動き出したのかも?









立春の今日、長居植物園へ来たのは、この子に会うため。
そう、「安来節のおっちゃん」


「おっちゃん、いた、いた、いた」 待っていてくれたんだ。
仲間は、まだ眠りの中。 いたのはこのおっちゃん夫婦だけ。









安来節のおっちゃんの赤ちゃんの時って、こんなに素敵なの。
まるでルビーの宝石のように、真っ赤に輝いているのです。


2月4日は、二十四節気の「立春」
暦の上では春。 


けれど今日の大阪の最高気温は5度、最低気温は2度。
寒い1日でした。 本当の春を待ちわびる。






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