
1995年1月17日、午前5時46分。
この日この時間、悪魔が神戸の街を呑みこんだ。
マグニチュード7.3
犠牲者(死者 )6434名、行方不明者 3名、負傷者 43792名
家屋の全半壊 25万棟。(約46万世帯)
避難人数30万名以上
被害総額10兆円規模
6434名の他にも震災を遠因として多くの方が亡くなられました。
そして被災地の公園や街角・学校などには
「慰霊碑」 「追悼碑」 「モニュメント」が作られています。

あれから13年。
神戸市中央区の東遊園地では17日早朝
市などの主催で追悼行事が催され
被災者や遺族が「1.17」の形に並べた
約7000本の竹灯籠(とうろう)に点火しました。
そして地震が起きた午前5時46分に合わせて参列者が黙とうを捧げ
追悼モニュメントに献花しました。
13年前の今日、ライフラインが完全に断ち切られ
家もなく、着るものもなく、冬の寒空に凍えながら必死で生き残った人々。

そんな中で食糧や救援物資の配布。
医師や看護婦や救急隊員の懸命の救助。
そしてボランティア活動の人たちの支えは大きく
日本中が、心をひとつにして神戸にエールを送りました。
人の心の優しさや温かさにも感動した記憶が蘇ります。
13年の歳月が流れ、街は復興したかのようにみえます。
けれど何年経っても遺族らの心の傷は癒えることはない。
1月17日 午前5時46分。
犠牲者の方のご冥福を心からお祈りいたします。(合掌)