先生「サン=サーンスさんが、動物の音楽を作りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/be/4456760c586465fccfd73610be613e24.jpg)
絵本
より
「動物たちのカーニバル」 詩 谷川俊太郎 絵 広瀬 弦 評論社
初めの音楽と終わりの音楽、13の動物の音楽をまとめて、
組曲『動物の謝肉祭』と名前をつけました。
今日は、ある動物のために作った音楽を聞きます。
旋律(メロディー)の特徴
曲の特徴
を聞き取って、どんな動物の音楽か考えよう。」
黒板に画用紙を二枚はる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/2d/d93eb2042ee071297ff500ae9978e6e5.jpg)
先生「曲をかけた後、この言葉を使って、考えたことを発表してね。
最初に『○○な感じなので』では、旋律、曲の特徴を言って、
次に『○○だと思います。』で、動物の名前を言ってください。
では、曲をかけます。1分。」
第13曲「白鳥」を流す。
児童 曲を聞く。
先生「もう一回、曲を流す前に、隣の人と『今、こんなことを考えたよ』と
お話してみていいよ。」
児童 隣の人と感じたこと、考えたことをつぶやいてみる。
「そうか・・」「うんうん」など隣の人の考えを聞いて相づちを打つ声が聞こえてくる・・
先生「では、もう一回かけます。目を閉じてもいいね。」
児童 目を閉じて聞く児童もいる。
先生「では、発表しよう。」
児童 挙手する。
児童「ゆっくり、すーっと動く感じなので、白鳥だと思います。」
児童「きらきらした音の中で、ふわーって羽をひろげる感じなので、天にいる鳥だと思います。」
児童「私もきらきらを感じました。森のきらきらした中、ゆったりした感じなので、うさぎだと
おもいます。」
先生 児童の発言する人数が多いときは、児童から児童へ指名する、発言方式に変える。
先生 曲の特徴を児童から聞き取り、「こんな旋律だったね」とその聞き取った感じを
教師の声で再現する。
特徴を言えずに、動物名だけ言うことがないよう、言葉を足して発言を助ける。
先生「みんな、旋律、曲の特徴をよく聞き取ったね。
聞き取った特徴から、いろんな動物の名前が出てきました。
どれも、いいですね❤すばらしい❤
サン=サーンスさんがつけた、動物の名前を聞きたい?」
児童「聞きたい!!」「知りたい!!」
先生「その名前は、『白鳥』です。」
児童「ああ!!」「そうか!」「当たった!」
先生「あれ?当たり、はずれではないよ。正解は一つという学習ではないよ。
旋律、曲の特徴を聞き取る学習だよ。
『白鳥』と聞いてから、もう一回、音楽を聞いてみよう。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/a9/295ed37cf00975f16b5d6612736dac3f.jpg)
先生「実は、この曲、教科書にのっています。
教科書○ページを 開いてみよう。」
児童 教科書を見る。
先生「主な旋律は、チェロ。きらきらの音は、ピアノだったね。
この図形の楽譜を見ながら、聞いてみよう。」
児童 ここまでで、4回、音楽を聞く。
毎時間、授業の最初に、この流れで、「動物の謝肉祭」の十数曲を聞く。
児童にとっては、とても楽しく、わくわくする学習のようで、担任に提出する日記に、
この学習について書く児童がいた。
おすすめの曲は、
第1曲 序奏と百獣の王ライオン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/f2/0cd3f2d274029651fe26eb779dc961cc.jpg)
第2曲 おんどりとめんどり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/68/c91e9a842639b79e602426dc46a26ae8.jpg)
第7曲 水族館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/96/fa9644c79b309f221b9ddc10a2dac630.jpg)
第13曲 鳥かご
第12曲 化石
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/eb/0a27f975895de0a7a659d64dcec2a1c1.jpg)
以上の5曲は、旋律、曲の特徴を聞き取りやすく、また、その聞き取った特徴と様々な動物を結び付ける
ことができ、児童の発言が続き、盛り上がる授業でした。
とくに、「序奏と百獣の王ライオン」では、
のっしのっし、堂々、いばって、えらそうに行進している様子と
獲物をねらって、勢いよく飛びつく様子の両方
を聞き取ることができました。
また、「化石」では、動物の名前を言うことになっている学習なので、
児童から「化石」という言葉は出てきません。
曲名が「化石」であることを告げると、「そんなぁー!!」と「なるほど!!」
に児童の反応が分かれます。
この学習の最後に、ディズニー映画「ファンタジア」のDVDを見ます。
第14曲「終曲」にとても愉快なアニメーションがつきました。
なんと!フラミンゴがヨーヨーをするのです。
なんて自由な発想!!
動画と音楽がピッタリ見事に合うんです。
終曲は、他の音楽の特徴的な部分をパッチワークのように合わせた音楽です。
その曲に、こんなにおもしろいアニメーションが付くなんて、本当にすごい!!です。
(普段、児童には「すごい」は便利だけど、鑑賞の学習では使わないと言っている私ですが・・・
思わず、使っちゃいました・・・)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/be/4456760c586465fccfd73610be613e24.jpg)
絵本
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/66/5c/154ea69f3da75d8e3b60debd939d723b_s.jpg)
「動物たちのカーニバル」 詩 谷川俊太郎 絵 広瀬 弦 評論社
初めの音楽と終わりの音楽、13の動物の音楽をまとめて、
組曲『動物の謝肉祭』と名前をつけました。
今日は、ある動物のために作った音楽を聞きます。
旋律(メロディー)の特徴
曲の特徴
を聞き取って、どんな動物の音楽か考えよう。」
黒板に画用紙を二枚はる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/2d/d93eb2042ee071297ff500ae9978e6e5.jpg)
先生「曲をかけた後、この言葉を使って、考えたことを発表してね。
最初に『○○な感じなので』では、旋律、曲の特徴を言って、
次に『○○だと思います。』で、動物の名前を言ってください。
では、曲をかけます。1分。」
第13曲「白鳥」を流す。
児童 曲を聞く。
先生「もう一回、曲を流す前に、隣の人と『今、こんなことを考えたよ』と
お話してみていいよ。」
児童 隣の人と感じたこと、考えたことをつぶやいてみる。
「そうか・・」「うんうん」など隣の人の考えを聞いて相づちを打つ声が聞こえてくる・・
先生「では、もう一回かけます。目を閉じてもいいね。」
児童 目を閉じて聞く児童もいる。
先生「では、発表しよう。」
児童 挙手する。
児童「ゆっくり、すーっと動く感じなので、白鳥だと思います。」
児童「きらきらした音の中で、ふわーって羽をひろげる感じなので、天にいる鳥だと思います。」
児童「私もきらきらを感じました。森のきらきらした中、ゆったりした感じなので、うさぎだと
おもいます。」
先生 児童の発言する人数が多いときは、児童から児童へ指名する、発言方式に変える。
先生 曲の特徴を児童から聞き取り、「こんな旋律だったね」とその聞き取った感じを
教師の声で再現する。
特徴を言えずに、動物名だけ言うことがないよう、言葉を足して発言を助ける。
先生「みんな、旋律、曲の特徴をよく聞き取ったね。
聞き取った特徴から、いろんな動物の名前が出てきました。
どれも、いいですね❤すばらしい❤
サン=サーンスさんがつけた、動物の名前を聞きたい?」
児童「聞きたい!!」「知りたい!!」
先生「その名前は、『白鳥』です。」
児童「ああ!!」「そうか!」「当たった!」
先生「あれ?当たり、はずれではないよ。正解は一つという学習ではないよ。
旋律、曲の特徴を聞き取る学習だよ。
『白鳥』と聞いてから、もう一回、音楽を聞いてみよう。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/a9/295ed37cf00975f16b5d6612736dac3f.jpg)
先生「実は、この曲、教科書にのっています。
教科書○ページを 開いてみよう。」
児童 教科書を見る。
先生「主な旋律は、チェロ。きらきらの音は、ピアノだったね。
この図形の楽譜を見ながら、聞いてみよう。」
児童 ここまでで、4回、音楽を聞く。
毎時間、授業の最初に、この流れで、「動物の謝肉祭」の十数曲を聞く。
児童にとっては、とても楽しく、わくわくする学習のようで、担任に提出する日記に、
この学習について書く児童がいた。
おすすめの曲は、
第1曲 序奏と百獣の王ライオン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/f2/0cd3f2d274029651fe26eb779dc961cc.jpg)
第2曲 おんどりとめんどり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/68/c91e9a842639b79e602426dc46a26ae8.jpg)
第7曲 水族館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/96/fa9644c79b309f221b9ddc10a2dac630.jpg)
第13曲 鳥かご
第12曲 化石
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/eb/0a27f975895de0a7a659d64dcec2a1c1.jpg)
以上の5曲は、旋律、曲の特徴を聞き取りやすく、また、その聞き取った特徴と様々な動物を結び付ける
ことができ、児童の発言が続き、盛り上がる授業でした。
とくに、「序奏と百獣の王ライオン」では、
のっしのっし、堂々、いばって、えらそうに行進している様子と
獲物をねらって、勢いよく飛びつく様子の両方
を聞き取ることができました。
また、「化石」では、動物の名前を言うことになっている学習なので、
児童から「化石」という言葉は出てきません。
曲名が「化石」であることを告げると、「そんなぁー!!」と「なるほど!!」
に児童の反応が分かれます。
この学習の最後に、ディズニー映画「ファンタジア」のDVDを見ます。
第14曲「終曲」にとても愉快なアニメーションがつきました。
なんと!フラミンゴがヨーヨーをするのです。
なんて自由な発想!!
動画と音楽がピッタリ見事に合うんです。
終曲は、他の音楽の特徴的な部分をパッチワークのように合わせた音楽です。
その曲に、こんなにおもしろいアニメーションが付くなんて、本当にすごい!!です。
(普段、児童には「すごい」は便利だけど、鑑賞の学習では使わないと言っている私ですが・・・
思わず、使っちゃいました・・・)