MacTiger!

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映画評論98「L チェンジ・ザ・ワールド」(2008年 日本)

2008-07-21 18:59:21 | Weblog
(ストーリー)
 デスノートをめぐるキラ事件を解決した探偵Lには死神との契約で残り23日の命しかなかった。他方、タイの農村では新種のウィルス兵器が蔓延し、消滅した。人類滅亡を計画する、環境保護団体を隠れ蓑とするテロ組織「ブルーシップ」の策略によるものであった。一人生き残った少年、ウィルス研究者の娘がLのもとにたどりつく。テロリストとLとの対決が始まる…

DVD

(評論)☆
 デスノートシリーズのスピオフ作品。Lの最後の23日間の活躍を描く劇場オリジナル作品であるが、前作をみていなくても独立した作品としてもみれる。松山ケンイチの好演は光るが、ストーリー展開自体は退屈であり、サスペンスもトリックもない。ウッチャンナンチャンの南原が演じるFBI捜査官の出現と役所は明らかにミスキャストであり、ストーリーのシリアス性をだいなしにしている。ウィルス兵器自体のネタも新鮮さを感じない。もう少し描きようがあったと思う。
ただ、コミック映画とみれば、そうめくじらたてるひつようもないかも。ウィルスに感染した真希役の福田麻由子が、なかなか演技が光っており(主人公っていってもいいんでしょうね)、風貌が若い頃の田中麗奈に似ているのはびっくり。

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