オーティコンのRICタイプ補聴器「オープン3」の
メンテナンスを行いました。
左の補聴器の赤い冶具で指している部分
右にはついているボタンが外れています。
音量や音質設定を切り替えるボタンなのですが
補聴器の取り扱いに不慣れなお客様が時々
電池の蓋と間違えて力ずくでもいでしまうのです。
オーティコンに限らず、どのメーカーでもよくあることです。
デモ器がこの状態はよろしくないと、担当営業がすぐパーツを送ってくれました。
さすがです!
早速、取り付けてみました。
本来は、ボタンのみはめ込めば良いのですが
何故か、リアハウジングごと送られてきたのでそっくり交換します。
見難いですが写真のとおり、2本のピンを外すことにより
リアハウジングが外れます。
中が露になりました。
上から第1マイク・第2マイク・アンプ・通信ユニットとなります。
尚、オーティコンも主要部品にナノコート(撥水加工)を施してます。
新品のリアハウジングを組み上げた状態
レシーバも取り付けてメンテナンス完了!
本来であれば、メーカーに返送し1週間時間を要する作業ですが
担当営業の柔軟な対応により、1日で直すことが出来ました。
ちなみに
修理ではなく、あくまでメンテナンスと表現しています。
管理医療機器である補聴器の修理は、「修理業」という資格が必要です。
他にも補聴器販売は医業ではないので
聴力検査ではなく、聴力測定
カルテではなく、お客様記録用紙等と言います。
一応は・・・。