月1回のペースでお手入れに来店されるお客さまの補聴器を
バラしてみました。
基本は3か月ごとのお手入れをお勧めしておりますが
使う環境や、お客さまの体質によってはその限りではありません。
こちらのお客さまも1か月以上放置すると、汚れで断音してしまいます。
今回は、あまりに汚れがひどかったので、中が心配になりました。
大抵の耳かけ型補聴器は、ハウジング(ボデー)が2枚合わせになっています。
いわゆる、最中(モナカ)形状です。
物によっては、ハウジングの合わせから汗や汚れが入り込んでいるのですが
こちらの補聴器の中は全くと言っていいほど汚れがありませんでした。
フロントハウジング(耳にあたる側)の穴の空いているところに
若干入り込んでいる程度です。
メンテナンスが終わり、きれいになりました。
各補聴器メーカーは、聞き取りの性能だけでなく
耐久面での性能向上にも抜かりがありません。
ハウジングの形状による耐久性はもちろん
撥水加工も取り入れて、お客さまに安心してお使いいただくよう努めています。
勿論、すべての補聴器がそうではありません。
こういったことも、補聴器選びの際の大事な一つだと考えます。
補聴器のハットリ