補聴器のハットリBlog

耳ときどきお酒

YAMAHA APX-6CS ギターメンテナンス

2020-04-30 14:32:24 | 日記
また

やってしまいました。



店があまりにも忙しいので

オークションサイトにて「ギター」「残り時間短い」で

だらだら見ていたら、見つけてしまいました。



ポイントが溜まっていることに後押しされて

入札してしまいました。

商品名に「APX」の文字が記載されていたら

落札できなかったでしょう。

結局、入札したのは私だけでした。



90年代半ばには改善されたのか?

この頃のヤマハギターには、塗装面が白濁してる個体が

多いのですが、このギターには白濁が一切ないのです!



サウンドホールの装飾が割れていますがこれも持病。

それより、フレットの錆がひどいです。



前回同様、マスキングします。



1週間に2回もやりたくない作業です。



リューターとコットンバフでは、錆が取れず・・・。

ヤスリ掛けをしました。



ヤスリ掛け×3、コンパウンド掛け×1、四隅の汚れをリューターで落とし



光が!




作業前


作業後


作業前


作業後



ピカピカ



サウンドホールの装飾の割れ以外、ピカピカです。

電気系統も不具合なく、ネックの状態も良好でした。

長渕ファン垂涎のシングルヘッド!!

このAPX-6CSは、エントリーモデルなのですが

このコンディションなら大満足ですね。



シリアルから、1994年7月15日製造。866本目のようです。

あとは、弾けるようになるだけです。

おまけ



娘がマスク作ってくれました。

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YAMAHA FG-300D ギターメンテナンス

2020-04-23 16:15:05 | 音楽
コロナウイルスの収束の目処が立ちません。

補聴器も利用者にとっては生活必需品であり

合理的配慮の提供義務から店を閉めるわけにはいきません。

でも、お客さまは激減してますが・・・。

店内も拭き掃除するところが無くなってしまいましたので

ギターのメンテナンスを行いました。



昨晩、弦を緩めたところ3弦が切れてしまいました。

上の写真のハシゴのように見える金属がくすんでみすぼらしいので
(ギターフレットと言います)

磨いてみることにしました。



指板と呼ばれる木のところを傷つけないようマスキングしていきます。



マスキングし終えました。



写真が撮れなかったのですが

ルータバフに磨き用のロウを着けて大まかにクスミを取ります。



液体コンパウンドで仕上げ磨きをします。



磨き終えたので、マスキングテープをはがします。



写真写り良くないですが、実物はもっとピカピカです!



ついでに、中を観察してみました。



シリアルNO.41109のスタンプ。

1984年11月9日に完成したと推察されます。

写真中央に見えるネジは、トラスロッドと呼ばれ

ギターのネックの曲がりを調整する部品です。



59.9.7と赤いスタンプが。
(昭和59年9月7日と推察)

製作途中の検査印でしょうか!?

このギターは、高校時代のバイト先の方から

もらったものなのです。

中古市場でも人気があるわけでもないのですが

音は良いと思っています。



弦を巻き付けるペグポストのナットが緩んでいたので締め直し。
(ここ、結構緩むのですかね!?)

新しい、そして安い弦を張りなおして



完成。

やはり、新しい弦は音も良く弾きやすい気がします。

まだ、まともに弾けませんが・・・。

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