補聴器のハットリBlog

耳ときどきお酒

GNOME 単独距離計 距離計 レンジファインダー

2018-05-29 17:18:16 | 日記


英国製の「GNOME レンジファインダー」をオークションでゲット。

カメラの上に付いている、横長の部品です。

使い方が分からないとの説明から、格安で入手しました。

しかも、皮ケース付き。

これは、古いカメラなどで距離を測定するための物です。

届いた商品を早速開封しワクワクしながら動作確認。

外見は、まずまずきれい。

のぞき窓から覗き込み、ダイヤルを回して距離を測定。

本来なら、二重に写る景色が何も変化せず・・・。

この手の古い品にありがちな、ハーフミラー剥がれとすぐ気づきました。

仕方なく、分解です。



各部がネジで止まってるかと思いきや



両サイドのパーツは、はまっているだけでした。



おかげで、余計なところをはがしてしまいました。



何故か、のぞき窓のガラスがありません。

距離がFeet表示なので、アメリカ向けと思われます。

以前購入したFeet表示のカメラもそうですが、

分解を試みた汚い傷跡が残っています。

どこぞの国の人も、自分で直そうとするのは良いですが

もうちょっと丁寧に扱えない物でしょうか?



このパーツのガラスが、本来であればハーフミラー。



残っていたハーフミラーをレンズクリーナーで落とそうとしましたが

取れず。



補修はホルツで研磨します。



そして、代用したのが100均「ワッツ」の携帯保護フィルム。



これも一緒に購入。私の心の中はいつでも

危機管理体制です。買ったの、何袋目でしょうか?



携帯保護フィルム。いい感じのミラーです。



ローラーカッターでガラスサイズにカット。

何故か、フィルムをガラスに貼った写真を撮り忘れ。



サイドのパーツからはがした皮も張り直し、



組み立てて完成。



分解時、中から厚紙のかけらが出てきたのですが、

どうも、ハーフミラー固定時にそれを挟んで上下の調整をしていた様子。

仮組した際に気付きました。

黒いダイヤル中央の銀色のダイヤルを回して

無限遠調整。



距離にそれなりの誤差が出ていますが

他に調整しようがないのでこんなもんなんでしょう。

惜しむらくは、二重像もはっきりし測定できるのですが

その二重像に色があればもっと見やすかったこと。

まあ、それは次に壊れた時に考えます。



補聴器のハットリ















珍しい補聴器

2018-05-23 17:05:37 | 補聴器
お客さまより、珍しい補聴器を見せていただきました。



ゼニス社製 クルーセイダー2という名の補聴器です。

就学時の耳として活躍してくれた、

大変思い出深い補聴器とのこと。



30年以上経過しているのでしょうか?



経年を感じさせないコンディションです。



箱に書いてある販売業者もまだご健在でいらっしゃいました。



付属品のみならず、取扱説明書まで一式きれいに残っています。


説明書表


説明書裏

電池が無かったので動作確認はできませんでしたが

補聴器本体は、金属のプレスで加工されており

機械好きにはたまらない作りでした。

ゼニス補聴器と腕時計のゼニスとは、ネットで調べた限りでは

関係は分かりませんでした。



この状態といい、大変貴重なものを見せていただきました。

その手の資料を集めているところがあれば、

絶対欲しがるはずです。

これからも、大事に保管いただきたく存じます。

補聴器のハットリ






 

補聴器特性測定装置リフレッシュ

2018-05-15 13:17:27 | 補聴器
いよいよ来月で、開業5年!

認定補聴器専門店の更新も5年なので、

色々と手続きに追われております。

当店の聴力測定器は補聴器特性器と一緒になっています。

専門店の更新にあたり、メーカーでの校正を行ってもらいました。

痛い出費です。

その特性器ですが、







熱と経年劣化で内部のスポンジがボロボロになってしまいました。

かなり熱がこもるので、やむを得ないのか

これがヨーロッパ仕様なのかよくわかりませんが

とにかく、触れるたびに加水分解したスポンジが崩れて仕方ありません。

メーカーでの交換は、これまたかなりの費用を要するので

自分で張り替えることにしました。

再度スポンジを張ることも考えましたが

また同じことになるかもしれないので、フェルトを選択。

100均です。



ボロボロになったスポンジが手で簡単に取れます。



不要のコピー用紙裏面を使い、形取り



100均のフェルトをローラーカッターで型抜きします。
(正確には、ロータリーカッターというそうです)



生まれて初めて使うローラーカッター。使いやすい!



本体に残った糊で仮合わせをしたところ

フェルトが軽いこともあり、ぴったり張り付いてしまいました。

というのも

スポンジをはがした後に、べとべとの糊が残っていましたが

それをきれいに落とそうとすると薬品で機械を痛めそうなので止めたのです。

あと、他でもいえることですが

次にフェルトを張り替えることを考えると

強力に接着すべきではありません。



心折れそうな形取りと型抜きを繰り返し、作業完了。











底の面だけ、クッション性を高めるためフェルト2枚張り。



実際に補聴器の特性を測定し



問題ないこと確認。

一応、型紙は取っておくことにしましたが

何度もやりたい作業ではないです。

かかった費用
フェルト108円
ロータリーカッター760円
合計 868円

ちなみに、メーカーでの交換70k円

唯一の難点は、使っていくうちに毛羽立ちが出そうなこと。

様子見です。

補聴器のハットリ







盛岡 わんこそば

2018-05-07 12:34:40 | 旅行記
息子から「わんこそば」を食べたいとのリクエストで

急遽、盛岡に行くとになりました。



ゴールデンウイークということもあり

渋滞や宿泊料金、お互いのスケジュールも考慮し

一泊二日の強行旅行となりました。

夜中の12時に出発。

1時間ごとに休憩をはさみ、朝8時に盛岡に到着。





現地は、あいにくの雨模様でした。



一本桜や小岩井農場を見て

午後2時に、目的の「東家」に到着。



息子の前で、意地での100杯制覇



親父の威厳は何とか保たれました。


100杯制覇直後。喉元まで蕎麦が溢れてきています。


娘は人が食べているのを見て喜んでました。


往復1140㎞

今回の旅行で、車でどこでも行ける気がしました。

帰りは、渋滞もあり12時間かかりました。

補聴器のハットリ