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補聴器効果測定

2017-02-15 18:11:37 | 補聴器
補聴器装用有無での差を確認することを

効果測定と呼んでいます。

ちなみに

病院でも全く同じ検査をする場合がありますが

そちらは、適合検査と言います。

結構な保険点数になると聞いています。

2か月ほど前に購入いただいたお客様から概ね良好の評価を

いただきましたので、記録として効果測定を実施しました。

効果測定は、私としてもどういう結果が出るか冷や冷や物です。



下の2本の線が、補聴器のない状態での左右の聴力。

上の2本の線が、補聴器のある状態での左右の聴力。

専門的なグラフなので細かい説明は割愛します。

この方は左右差のある聴力ですが、

補聴器によって概ね同等の聴力に補正されています。

但し、若干補正不足の周波数もありますが。



こちらの表は、言葉をどれだけ正確に答えられたかを

音量ごとにパーセンテージに表したものです。

やはり、下の2本の線が、補聴器のない状態での左右の正答率。

上の2本の線が、補聴器のある状態での左右の正答率。

小さい音量での改善が顕著です。

言葉の聞き取りの結果と本人評価を加味すると

先ほど書いた若干音量不足の周波数も無理に上げる必要は無いと考えます。

どんな聴力でも、どの補聴器でもここまできれいな結果が出るわけではありません。

また、お客様それぞれの生活環境も違うので

効果測定の結果は、あくまで参考として記録してます。

しかし

そんな無理な調整をしているわけでもないのに

今回は良い結果が出たと胸をなでおろした一日でした。

ちなみに、今回の使用補聴器は

ワイデックス ユニーク110XP でした。

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