環境行政は世界的流れになってます。ところが一方で産業廃棄物の不法投棄も一向に減少意する事無く、これをを減らすため、日本の環境省は、観測衛星を使って宇宙からの監視を始める事にしたとの事です。
これを最初に試験運用したのは岩手県のようです・・違反業者の摘発観測衛星に宇宙からの監視を始めたとの事です。この方法を出来れば全国展開したいとの事で、2009年度は、希望する都道府県でもこの方法を適用出来るとの事です。
このような地域的問題にも世界最大級の地球観測衛星「だいち」(宇宙航空研究開発機構所有)の画像データを活用出来るとの事です。だいちはには2・5メートルの大きさまで判別できる解像度があるそうで、利用料金は、詳細画像の撮影は米国の商用衛星の10分の1~8分の1と安い・との事です。
岩手県では、岩手大が開発したカラー画像合成システムを用いて、08年1月から監視目的の試験運用を続けて来たそうです。画像で土地の変化や廃棄物の</RB><RP>(</RP><RP>)</RP>状況などをつかんで、陸上からはその発見が難しい山間部の要注意地点なども監視に効果を発揮出来るそうです。これまでに業者が無許可で処理場を拡充したケースなどを発見して、行政指導出来るようになります。
環境省の発表によると、07年度に新たに見つかった不法投棄は382件も在るそうで、その総量は10万2000トン(10トン以上の産廃が対象)にもなるのだそうです。丸剤わが国では約1634万トンが、処理が終わらぬまま残されている・・トの事で、産廃業者によって日本の自然がゴミの山にならない為にも、観測衛星の力を活用してゴミゼロの日本の自然を取り戻したいものです・・・
( 読売新聞記事参考)