業者は西洗公園南側のオオムラサキ植込みの剪定、外周および芝生広場西の草刈り、芝生広場東の芝刈りを行ないました。今日も同様の作業が続くと思います。
オオムラサキ植込みの剪定については、時期を失しており花芽を刈りこんでしまうことになり、来年は花付きが一段と悪くなりますが、バリカン式剪定機でできるだけ刈りこむようにしています。植込みが高くなっており、外からの公園の見通しが悪くなっているからです。再来年には花付きがよくなります。
芝生広場については、西の斜面部の草刈りも終わり、一見、すっきりしましたが、まだ雑草取りが終わっていない部分があります。今後、一か月もすると雑草が伸びて目立ちますので、当番班による公園清掃および西洗公園愛護会の日々の作業で雑草取りを継続し、芝生広場の芝生を美しくします。
なお、斜面部上部の土の流出により出来た凹部は、すでに日本の古来技術を使って修復が終わっています。昨日の大雨でも土の流出はありませんでした。今後、土がしまると、まだ低いと感じる部分が出ると思います。枝、落葉、土を使った修復作業はコツコツと続けます。
公園西側のけものみちならぬひとみちは、溝づくり、枝の敷き込み、落ち葉・とった雑草によるカバーまではできていますが、土がなくて未完成です。今後、コツコツ、土を敷く作業を続けます。土は、溝や穴を掘って落葉などをすきこみ、公園の土をやわらかくしますが、その時とれる土を使います。
月1,2回の当番班による公園清掃は、今年5月以降、従来の落ち葉掃除重視から雑草取り重視に変更しました。雑草茫々の状態の時がなくなり、常時、すっきりした美しい公園になりました。
なお、ネットに雑草の効用に関する投稿が数多くあり、西洗公園での雑草取り重視は問題ではないかと思われる方がいらっしゃると思います。一般論では、土の流出がおこる、土煙が立つ、土がかたくなるからです。西洗公園では、すべて対策を考えた上で雑草取り重視に方針を変えています。芝生などによるグランドカバー、落ち葉、枯れ枝、取った雑草を溝や穴を掘ってすき込むなどの方策をとっています。現在、落葉、枯れ枝、取った雑草はゴミとして処分していません。すべて園内で公園の荒れ修復に活用しています。
今後、秋、冬を迎えると大量のケヤキの落ち葉がでます。これもゴミとして処分せず、園内で腐葉土づくりに活用することに挑戦します。特別な木枠などを使わない手法を使います。西洗公園の土は非常にやせています。回復に腐葉土を活用します。
公園南側ですが、躓きやすい段差を減らすこと、木の根を除去することをやってきました。躓いて転ぶ人が悪いではすまないと思います。
築山南側は崩れがひどく、外観も悪くなっていましたが、枝、落ち葉、とった雑草で崩面の修復を試みています。ここでも土不足ですが、成功する予感がします。
8月24日の西洗自治会夏祭りまでに公園の荒れのだいたいの修復が終わっているといいなと思っていますが、昨日の業者による草刈りなどもあり、夏祭り実行可能な整備状態になったと思います。安全で美しい、夏祭りが実行しやすい公園になっていることがだいじです。
現代、西洗公園に神が住んでいると思う人はいないと思いますが、昔の村の神社に相当すると思って公園を清浄にして夏祭りを迎える心は現代でも重要と思います。
大晦日、家の大掃除を行わないで正月を迎える人は、現代も多いのではないでしょうか。清浄を重視する日本の精神は現代も生きていると思います。
西洗公園を町の中核施設と思い、大切にすることで日限山4丁目の夏祭りは一段と町の重要な行事の性格を強め、町の人々の連帯感を強めることになると思います。すると町の生活が人々にとって一段と豊かなものになると思います。町に居場所、活動場所を見失い、孤独に苦悩して晩年を暗く生活する都市型人間が増えることは望ましいことではありません。