日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

自治会住環境保全活動

2012年11月28日 | 日記
港南区役所の活動を見ますと、福祉保健に力を入れているとの印象を受けます。
しかし町の住環境改善あるいは保全となると力が弱いと感じます。
総務部地域振興課の中に街の美化担当がいる程度です。
恐らく美化担当は限られた法律の中で不自由な美化活動をやっているのではないでしょうか。

それだけに西洗自治会は住環境問題に自主的に取り組む姿勢が重要です。

この姿勢が昨年度から急速に弱まり、日限山3・4丁目まちづくり協議会が3月末に解散してしまいました。
このまちづくり協議会は隣りの港南プラザ自治会との合同協議会だったため港南プラザ自治会との協調がうまく行かなかったとの説がありますが、それならば今年度は西洗自治会単独で住環境保全活動をやることができたはずです。
ところが今年度に入っても西洗自治会に住環境問題に取り組む組織がありません。
西洗自治会にも問題があると思います。

自治会上部組織として生活環境部がありますが、1年交替制の当番が役員ですから深刻な住環境問題を取扱うことはむずかしいと思います。
そこで今年度自治会長は区と相談して問題解決すると言っていますが、区の力の限界についてちょっと理解が足りないと思います。
近所が泣き寝入りする結果になると思います。
町の住環境保全もできないと思います。

4丁目では住環境保全を重視する住民が大半です。
そろそろ来年度の自治会活動計画を作成する時期になりました。
来年度は西洗自治会に住環境保全に取り組む自治会下部組織を是非編制してほしいと思います。
住環境問題に関心を持っているボランティアは多いと思います。

なお、今年度でも何か具体的な問題が発生したら来年度を待たず自治会役員会に問題提起をして自治会を説得し、すぐ住環境保全組織を編制して住環境悪化を防ぐことが大事と思います。

宅地細分化のような深刻な問題は近所が反対運動をするだけでは解決しません。
自治会が何らかの形で反対運動を支援するとか、地区計画のような上乗せルールをつくるとかしないと住環境保全はできません。
大半の住民が住環境保全を重視しているのに自治会は住環境問題に関係しないと言っているようでは自治会の社会単位としての機能が失われます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道路に開かれた庭がそろっている美しい町並み

2012年11月24日 | 日記
横浜市港南区日限山4丁目は、西側に神奈川有数の広大な舞岡公園が隣接する一戸建てからなる美しい町です。
4丁目の町中を散策し、舞岡公園に行く人もいます。
しかし4丁目の人々が舞岡公園に合わせて町を美しくしているかというとまだそこまで行っていません。

アンケートによりますと、家の囲いは見通しのよいものがいいと思っている人が大半ですが、現実は見通しの悪い囲いになっています。
原因は生垣です。
4丁目の町ができたのは40年前ですが、当時は目隠しの生垣をつくる人が多かったと思います。
その生垣が今は立派に育って道路にまではみだしているのが実情です。
大きく育った生垣を取り除くのは忍びがたいということでしょう。

しかし町も40年になりますと、次第に建て替えが増えています。
世代も交代しつつあります。
生垣ではなく、道路に開かれた庭づくりをやる人が増えつつあります。
ここで言う道路に開かれた庭とは道路からよく見える庭です。

実際は家の中までのぞきながら道行く人はいません。
昔の人はのぞかれると思って生垣をつくっていたのでしょう。
あるいは道路を通る人や車が見えるのが嫌だと思ったのでしょう。
泥棒や犬が入るのを恐れた人もいたのでしょう。

道路に開かれた庭の方が家の人は庭が広く明るく感じます。
道行く人も道路を広く明るく感じます。
家の人も道行く人も美しい庭を楽しむことができます。
家の人が庭仕事をしていると道行く人と花談義をする機会も増えます。
道路に開かれた庭は町を美しくします。

4丁目には角から角まで120mぐらい道路に開かれた庭がそろっている美しい町並みがあります。
この道路を散歩すると気持ちよく感じます。
近所の人はそろえようと思ったのではなく、たまたま見通しがいい囲いがいいという価値観がそろって美しい町並みが出現したのでしょう。
最近は家の囲いは見通しのいいものがいいという価値観が大半ですからこれから建て替えが進むと4丁目は美しい町並みが増えると思います。
外出するとき人は美を意識し、着るものもちょっと注意します。
それと同じで、道路に開かれた庭をつくると庭の美しさが気になり、家の人は庭を一段と美しくします。

なお、北面道路の家は、北側に台所、浴室、トイレと並ぶことが多いため、北側の狭い空間の美化に力が入らないと思いますが、この狭い空間についても工夫するとさらに町並みは美しくなります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

狭小住宅は住みにくさゆえに結局捨てられる

2012年11月20日 | 日記
国土交通省は大地震が起こったとき大火災になって逃げ遅れが生じやすい危険な密集市街地を問題にしてます。
具体的には木造住宅が密集している町、行き止まりの道路が多い町を問題にしています。

このような危険な町は大阪、東京、横浜に多いそうです。
大阪などは人口が集中したところで危険な町が多いことは当然といえば当然ですが、問題は、放置すればそうなることを予測して大阪府、東京都、横浜市が町づくり条例を整備してきたかということだと思います。

私は横浜市民ですから横浜について言うならば、横浜の人口が爆発的に増え始めた1970頃は横浜市は都市計画を重視し、広範囲の市街化調整区域を設けるなど大胆な施策をとっていたと思います。
戸建住宅を建てようとすると、別に規制はないのに隣地との境界線から1.5m壁を離して建てよと行政指導があったりしました。

ところが今は都市計画の基本精神が失われ、市は安全な町をつくるための規制はできるだけ低く押さえ、欲深な土地所有者や不動産会社の言い分に耳を貸している状態と思います。
急斜面の上下のみならず、斜面まで住宅が建ち、しかも住宅はいわゆる狭小住宅という危険な町の増加が野放しになっています。
野放しにした方が不動産業が拡大し、税収が増えると市は期待しているかのようです。

1960年頃、経済成長の始まりを背景に日本では文化住宅という狭小住宅建設がブームになりました。
文化住宅とは名ばかりで密集した危険な狭小住宅の町が出現しました。

現代は経済衰退の始まりを背景にかつての文化住宅建設ブームの再来のような様相を呈しています。
欲深な土地所有者や不動産会社は、住環境が比較的いい既存の町についても、宅地を細分化し、狭小住宅を建設しようと貪欲になっています。
彼らには住環境保全とか、安全かつ美しい町づくりとかいう価値観はありません。
1円でも多く儲けたいという金銭欲だけです。
できた狭小住宅は住みやすいかどうかなど一顧だにしません。
市は赤字に負け、町づくりのロマンを失い、人々は収入の伸び悩みに負け、貪欲な土地所有者や不動産業者に操られています。

しかしかつて文化住宅が非文化住宅として捨てられたように現代ブームの狭小住宅もその住みにくさ、町の安全と美にとってマイナスゆえに捨てられます。

不動産は高い買い物です。
不動産を買う人は未来をよく考えて買う賢い消費者であるべきです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弱者対策

2012年11月16日 | 日記
横浜市港南区はひぎり地区という行政単位を考えており、港南区日限山(ひぎりやま)1-4丁目の各自治会の連合をひぎり連合自治会と呼んでいます。
日限山自治会、グランドメゾン自治会、港南プラザ自治会、NTT自治会、西洗自治会から構成されています。
しかし各自治会一般住民はひぎり連合自治会が何をやっているかほとんど知りません。

行政が管理している福祉団体もひぎり地区で単位を形成しています。
たとえば社会福祉協議会についてはひぎり地区社会福祉協議会があります。
しかし各自治会社会福祉協議会という単位はありません。

実はこれがわざわいしていると思いますが、行政が管理しているひぎり地区福祉団体は各自治会一般住民から見ると遠い存在になっています。
これからの課題は行政が管理している福祉団体についても各自治会単位を育成することではないでしょうか。
これができると各自治会一般住民は行政が管理している福祉団体をより近く感じると思います。

最近ひぎり連合自治会はいわゆる弱者対策に関心を持っているようです。
ひぎり地区社会福祉協議会と共催で会議やシンポジウムを開催しています。
現在の弱者対策の問題点を調べ改善を試みることは前向きでいいと思います。
会議やシンポジウムで終わらないことを祈ります。

4丁目では餓死、孤独死などの悲惨なお話しは聞いておりません。
解決がむずかしいと思われた問題はいくつかありましたが、何とか対処してきました。
しかし問題が増えると予測されるので現状でいいとは思えません。

西洗自治会福祉文化部が自治会内弱者に、あるいは自治会班長が班内の弱者に責任を持つべきかはむずかしい問題があると思います。
つまり1年交替当番制の彼らにとって仕事が重すぎると思います。
自治会は弱者対策の仕組を考えるということでいいと思います。

西洗自治会には西洗災害時助け合い協議会というボランティアからなる下部組織があります。
いわゆる要援護者が対象になっています。
平時の活動を拡大することがむずかしいので災害時と限定しているのでしょう。
平時は定期的に要援護者の安否確認や話し相手をやっているようです。
本当に災害時助けることができるかという問題は未解決のようです。

弱者対策についてはこれ以外に自治会下部組織はありません。
そのため4丁目の民生委員などの仕事が過大になっていると思います。

当面弱者については近所の助け合いが重要と思います。
弱者は弱点を隠す傾向があり、外との交流を嫌うかもしれません。
交流がなくても助け合いの精神を持っていますと長年近くに住んでいれば近所は何か異変を感じるものです。
近所が助け合いの精神を欠くと、面倒に関わりたくないと思って弱者について知らんぷりをすることがあります。
すると近所は何をしていたのかなどと批判されるような事件が起こります。

したがってまずは自治会は向う三軒両隣りの助け合い運動を行うといいと思います。
福祉文化部は相談できる福祉関係組織に関する情報を住民に提供するといいと思います。
近所が福祉関係組織に協力すると問題解決がやりやすくなると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地域防災拠点運営委員会の防災訓練

2012年11月12日 | 日記
横浜市港南区日限山3丁目の港南プラザ自治会と4丁目の西洗自治会は合同で日限山中学校地域防災拠点運営委員会を運営しています。
大災害が起こった場合は被災者や弱者は日限山中に避難することになっています。
いつ起こるかわからない大災害に備えている訳ですから委員会の仕事は大変と思います。

委員会はそれぞれの自治会役員で構成されています。
彼らは1年当番制で役員になった人々ですから、大災害に備えると言っても容易なことではありません。
そこで委員会活動には3丁目の防災ボランティアと4丁目の防災ボランティアからなる日限山中学校地域防災拠点協力員会(略して防災協力員会)が協力することになっています。
防災協力員は3丁目、4丁目合わせると約60名います。
平時は地域の防災活動に協力し、いざというときには拠点に集まって拠点立ち上げ、運営に協力することになっているようです。

今年は11月10日(土)に日限山中で拠点防災訓練が行われました。
案内では拠点立ち上げ訓練を行うとありましたが、行ってみるとそんな感じではありませんでした。

大災害が起こったら町の人々の安否確認が重要です。
しかし家族や近所の安否確認訓練をやっていませんでした。
安否確認は非常に重要なことなので訓練をやった方がいいと思います。

ボランティアの受付、救出救護などを目的としたボランティアの班編制、班別ボランティアの訓練が大切ですがやっていませんでした。
これは非常に重要なことなのでやった方がいいと思います。

委員会の救出救護班は、心肺蘇生の訓練を行っていましたが、訓練指導は消防署員がやっていました。
訓練指導は町の防災ボランティアにもお願いした方がいいと思います。
大小便対策をやっていましたがこれはよかったと思います。
救助資機材の展示をやっていましたが、使い方の訓練もやった方がいいと思います。
3丁目にも4丁目にも横浜防災ライセンスを受けた資機材を扱える人が何人もいます。
救助資機材は使い慣れしていないといざというとき使って大怪我をしやすいと思います。

委員会の食料物資班は、パンの試食と、ビスケットおよび缶入り飲料水の配給を行っていました。
しかし食材としてはお米が一番役に立ちます。
お米の調達、炊飯の訓練をやった方がいいと思います。
拠点にある炊飯の道具は救助資機材と同じでできるだけ使い慣れした方がいいと思います。

新しい試みとしてペット対策がありましたが、これは委員会がやったのではなく、行政側がペット一時預かりを検討中とのことでした。
拠点とは別の場所に土地を確保し、ペットを一時預かることを検討しているようです。

3丁目、4丁目の防災ボランティアは防災協力員会会員だけではありません。
西洗自治会でいうならば家庭防災員、西洗災害時助け合い協議会会員、西洗火消しの会会員、そのほかフリーの防災ボランティアが大勢います。
委員会は拠点防災訓練を利用して防災ボランティアを総動員する訓練を行うといいと思います。

なお拠点運営については横浜市あるいは港南区の方針がちょっと曖昧になっていると思います。
拠点運営は非常に大事ですので、行政と委員会は平時から連絡を密にし、いざというときも協働できるようにしてほしいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自治会役員会定例会議事録は役員会と一般会員の間の重要な連絡媒体

2012年11月08日 | 日記
10月度自治会役員会定例会議事録によると議事録の発行を約半月早めたそうです。
これは自治会員にとって嬉しいことです。

自治会ではどうしても役員と一般会員の連絡が不十分になりやすいと思います。
議事録は役員会と一般会員の間の重要な連絡媒体であるからです。

議事録は班別に回覧されています。
しかし半月早めても回覧が最後になる人は定例会の約1か月後にならないと議事録を読めません。
議事録には決定や予定などの重要事項が書かれていますが、決定や予定が実行されてしまってから議事録を読む人が出る恐れがあります。
さらに発行を早める工夫をしてもいいのではないかと思います。

10月の定例会では署名運動に自治会がどう関わるか議論されたようです。
自治会長は、ある福祉団体から、行政などに出す嘆願書に賛成者の署名をつけたいということで署名運動に協力してほしいと要請があったが、署名用紙を自治会で回覧することを断わったそうです。
この判断に対して、福祉文化部のアドバイザーから、自治会員にもこの福祉団体にお世話になった人、あるいはこれからなる人がいること、自治会が署名するのではなく、自治会員の中で賛成者は署名し、そうではない人は署名しないだけのことであることなどをあげて、署名用紙の回覧を断わることはないとの意見があったそうです。

この福祉団体が町の人々に役に立たない団体であるならば自治会長の判断でよかったと思いますが、自治会長から団体の良し悪しについて説明はなかったようです。
とすると自治会長の判断は気になります。
議事録では福祉文化部などで検討することになったような記述になっていましたが、署名用紙の回覧以外の方法を検討することになったのか、署名用紙の回覧を再検討することになったのかはっきりしませんでした。

自治会長は町の窓です。
いろいろな情報が自治会長に入り、自治会長から出て行きます。
つい自治会長は自分の権限で個人的に情報を処理処分したい気持ちになります。
しかし、自治会には組織があって、今回の場合は福祉文化部という担当部署があります。
福祉文化部にはアドバイザー(民生委員、日限山いぶき会会員、西洗子ども会会長)が3人もついています。
署名運動協力の要請などは、自治会長は、まず担当部およびアドバイザーに、さらには必要に応じて部長会、役員会定例会に諮って決めるようにするといいと思います。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自治会青年部

2012年11月04日 | 日記
横浜市港南区日限山4丁目(西洗自治会)は高齢化が進み、自治会役員も老人が多くなって、役員に仕事を嫌う傾向がありました。
しかし一昨年頃からちょっと雰囲気が変わって役員が元気になってきたとの印象を受けます。
自治会の仕事を嫌う傾向に対し反省が出始めていることがありますが、若い役員が増えてきたことも雰囲気を変え始めたと思います。

町のため、自治会のため、もっと仕事をすべきだと若い人々が話し合うことがあるそうです。
西洗火消しの会には若い人が1/3ほど加入していますが、老人が誘ったのではなく、若い人達がやろうじゃないかと話し合って入ったそうです。
西洗第三公園の管理が不十分なことを問題視し、公園管理のため何かをしたいと考えている若い人もいます。
納涼大会(お祭り)の実行などが念頭にあると思いますが、青年部をつくろうというお話しも出ているそうです。
これは本当に嬉しい動きです。

老人は、老人の割合が多いことを嘆き、町に希望がないと思うか、老人が頑張らなければと悲壮的に思いがちですが、4丁目のような都市部で町が老人だけの町になることは絶対ありえません。
若い人々が着々と増え、新しい力になりつつあります。
老人は、頑張りつつも若い人々に道をあけることを考えなければならないと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする