日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

町の老人問題

2012年10月31日 | 日記
横浜市港南区日限山4丁目の西洗自治会の下部組織に日限山いぶき会という老人会があります。
原則55歳から加入できるが、55歳未満でも加入できるそうです。
55歳未満の加入者が多ければ老人会ではなく、趣味の会のような特徴を持った会になりますが、現実は老人の中でも高齢の方が多いようです。
最近の老人は自分は老人と思っていない人が増えていますから老人会と聞くと、まだまだ自分は入らないなどと思う人もいるでしょう。

ここ1,2年、日限山いぶき会の加入案内が毎月各戸配布されています。
会員が減少したのかと思いましたが、毎月の加入案内や、会員の勧誘努力が効いて会員数は増えているそうです。
横浜でも有数の大きな老人会だそうです。
まだ何か問題があるのでしょうか。

昔は自治会役員が町の老人の世話を焼いていましたが、次第に役員が高齢化し、老人の世話をすることがむずかしくなりました。
そこで老人会である日限山いぶき会を大きく育て、町の老人はできるだけ多く日限山いぶき会に入ってもらい、この会に自立性をもってもらい、自治会役員の負担をなくすことが考えられたと思います。

ところが日限山いぶき会に入っている老人は町の老人の一部です。
大半の老人はまだ会に入っていません。
町の住民の40%弱が老人という状態で大半の老人は日限山いぶき会に入っていないとなると自治会としては老人問題未解決ということになります。
日限山いぶき会が加入案内を熱心に行う理由の一つとしてこの問題に対処するためかもしれません。
しかし現状で大幅に日限山いぶき会の会員を増やすことは容易ではないと思います。

したがって西洗自治会は、日限山いぶき会に入っていない老人をどうするかと考えなければなりません。
一つの方法として、町の老人は自動的に日限山いぶき会会員になることとし、退会、再入会は自由として、会が提供するサービスを受ける機会を町の老人すべてに均等にすることが考えられます。
一方で、自治会が近所の助け合い運動を行い、近所が老人のことを考えるようにするといいと思います。
老人は雑談を好みますので時間を惜しまず近所の人同志が雑談する雰囲気づくりができるといいと思います。
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町の三人衆

2012年10月27日 | 日記
どこの町でもそうだと思いますが、町の中には必ず自治会のことについて企画実行力のある人がいるものです。
三人衆であったり、五人衆であったり、七人衆であったりします。
企画実行力のある人は癖がある場合が多いと思いますが、町のことをよく考えていると思います。
自治会長もほかの役員もボランティアもそのほかの町の人々もこういう人達を町にとって貴重と思うといいと思います。

貴重と思うとは彼らを自治会長にするという意味ではありません。
役員が1年交替当番制の自治会では、1年交代という仕組を重視し、自治会長の選任もその仕組の中に入れた方が自治会の協力体制を構築しやすいと思います。
自治会長だけ毎年同じ人でほかの役員が1年交替だとほかの役員は何でも自治会長任せになりやすいと思います。
そうなるとほかの役員は言われたことをやるだけでつまらないでしょう。

自治会や町のことをよく知らない人が自治会長やそのほかの役員になる1年交替当番制の場合、役員だけでは自治会運営がむずかしいという問題をどう解決するかが重要です。

自治会やボランティアやそのほかの町の人々が三人衆などの力を引き出すことができれば町は元気が出ると思います。
力を引き出すとは仕事を丸投げすることではありません。
丸投げされて力を発揮する三人衆などいません。
また丸投げする人は、そうしておいて後で三人衆などを批判するものです。

自治会長も頑張る、そのほかの役員も頑張る、ボランティアも頑張る、町の人々も協力するという精神が働くと、三人衆などを活かして町はかなりのことを実行できると思います。

三人衆などがいなくなったらどうすると心配する人がいます。
心配無用だと思います。
自治会のことについて企画実行力のある人は自然現れるものです。
町には必ず町のことを考える人がいるからです。

本当にいないなら町は駄目になるだけです。
どんなにすぐれた仕組をつくっても町をよくしたいと思う人がいないなら町はよくなりません。
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町の住環境保全は自治会の重要な仕事

2012年10月23日 | 日記
横浜市港南区日限山4丁目の町ができた頃は自治構造は西洗自治会役員と一般自治会員でした。
しかしすぐ住環境保全のため日限山3・4丁目建築協定運営委員会ができました。
隣の町と合同のボランティアグループでした。
これがボランティアグループ誕生の最初でした。
町の住環境保全が重要であったからです。

町の住環境保全は1年交替当番制の自治会役員にとってむずかしい仕事です。
本来なら自治会(役員)が指導しなければなりませんが、住環境保全は知識と情熱が必要です。
そこでボランティアが活動することになった訳です。

今から30年ぐらい前に町の近くに墓地が建設される計画が持ち上がりました。
墓地と4丁目の住環境はあまりにも不調和でしたので大半の住民が墓地に反対しました。
しかし西洗自治会(役員)は反対運動を指導する力がありませんでした。

そこで西洗自治会は建築協定運営委員会に指導をお願いすることを考えましたが、すでに運営委員会は建築協定区域外の問題については作動しないことがわかっていましたので、自治会は別に墓地反対運動のボランティアグループを編制しました。
各班から1名有志が出て委員会をつくり反対運動を指導しました。
この反対運動の副産物があの広大な舞岡公園です。
この経緯はすでにこのブログで書きましたのでここでは省略します。

このように西洗自治会には長い住環境保全の歴史、早くから住環境保全ボランティアが活動した歴史があるのに昨年度の自治会があっさりと日限山3・4丁目まちづくり協議会の解散を認めたことは残念なことでした。
自治会員の中に少数ですが住環境保全のため自分の私有財産(土地と家屋)管理の自由を制限されることを嫌う人がいて、大きな声で、既存法律に上乗せルールを設けることに反対しましたので自治会は町の住環境保全にかかわりたくないという気持ちが働いたのでしょう。

今年度の西洗自治会も、住環境保全に自治会が取り組むと自治会長が裁判に訴えられるなどと言っています。
しかし昔のあの激しい墓地反対運動でも別に自治会長は訴えられませんでした。
訴えられたのは委員会委員長でした。
3年前4丁目で三井のリハウス上永谷店が関係した宅地2分割問題でもやはり反対運動はボランティアグループが行い、リーダーが土地所有者から裁判に訴えると脅されました。
リーダーは裁判を覚悟して反対を継続し、2分割を阻止することができました。
しかし自治会長は無風でした。
自治会長が裁判に訴えられる場合は自治会長自身が情熱をもって2分割反対運動などを指導した場合です。
自治会が編制したボランティアグループが熱心に住環境保全をやったからと言って自治会長が訴えられるなどということはありません。

自治会は民主的に町の人々の思いを代弁しなければなりません。
大半の町の人々は町の住環境保全を求めています。
住環境保全が自治会の重要な仕事であることを自治会は認識すべきです。
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道路にはみだした庭木の枝

2012年10月19日 | 日記
横浜市港南区日限山4丁目は新しい町ですが、町ができてから約40年がたち、生垣や庭木が大きくなりすぎているという問題が発生しています。
問題は枝が道路に大きくはみだしていることです。

低いところでは生垣の枝のはみだだしです。
道路の見通しが悪くなり、歩行者にとっても自転車にとって自動車にとっても危険です。
狭い道路が余計狭くなることも問題です。

ちょっと高い所では庭木の枝のはみだしです。
背の高いトラックなどに枝がひっかかります。
歩行者が頭を低くして通らなければならない道路もあります。

緑が豊かでいい、美しいと思う人もいるかもしれませんが、道路は道路としての機能がありますから通行の邪魔になるはみだしは刈り込まなければなりません。

自治会にも苦情が多く寄せられるようで、最近も、悪い生垣、よい生垣の写真つきで生垣を刈り込むようにとの生活環境部のお願いの回覧が回っていました。
この回覧で効果がなかったらまた回覧を回すと書いてありました。

生垣の刈り込みのお願いは毎年回覧が回っていました。
今回も効果がないかもしれません。
自治会班長が直接訪問して理由を説明してご納得いただかないと住民は動かないかもしれません。

住民の間で角が立ってはいけません。
しかし放置できない問題は放置できません。
自治会運営は本当にむずかしいと思います。
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NTT港南台第二社宅跡地の利用方法

2012年10月13日 | 日記
横浜市港南区日限山4丁目の北東部に港南プラザ前という十字路があります。
この十字路を囲むように四方にあるのがNTT港南台第二社宅です。
3階建てですが、全部で10棟集合住宅があります。

京急がこのあたりを京急ニュータウン港南として開発した当初は十字路周辺を商業用地とする予定であったと思いますが、商店の進出がなかったため困った京急はNTTに社宅用として土地を売却しました。
できるはずの商店がなくて生活に不便を感じていた住民は京急の約束違反とも取れる行動に怒りました。
しかもできる社宅は三階建ての箱物集合住宅ということで、戸建て低層住宅からなる町と調和しないため住民の大半が集合住宅の建設に反対しました。

このとき交渉に当たったのが日限山3・4丁目建築協定運営委員会でした。
しかし売却も集合住宅建設も合法ということで交渉が難航し、とうとう集合住宅ができてしまいました。
この集合住宅は、3階建て集合住宅であり、また道路から壁まで50cmぐらいしか離れていず、当時の建築協定の精神を完全に無視するもので委員会と住民の敗北感は痛々しいほどでした。
この敗北で建築協定の信用も運営委員会の信用も大きなダメージを受けました。

このNTT社宅も時の流れにもまれ、その必要性が下がり、社宅を廃止すると言われています。
そこで近隣住民はあとどのように土地が活用されるか強い関心を持っています。

その活用のされ方は3丁目の港南プラザ自治会と4丁目の西洗自治会にとって非常に大きな関心事であり、また問題となるでしょう。

4丁目の住民は最近流行の高層集合住宅ができたらどうしようと心配しています。
一方で、小さくて不便な現在の自治会館に代わる、老若男女が利用できる大きな公民館はできないか、しゃれた喫茶店やレストランはできないか、品揃えのいいスーパーはできないか、など希望的観測も飛び交っています。
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1年交替当番制でも当番だから頑張ると思っている役員の方が多い

2012年10月09日 | 日記
当番になることは迷惑と思い、役員の仕事を減らすべきと自治会で主張する人が少数います。

高齢、病気、その他の事情で役員の仕事を十分できない人がいることは確かです。
しかしこのような事情に同情しない住民はいません。
昨年度のことですが、女性の役員が、ご主人が病気で動けなくなり、付きっ切りの世話をしないといけないことになりました。
すると年度の途中でしたが次の当番が役員になり、女性を自治会の仕事から解放しました。

自治会長だって何らかの事情で自治会の仕事ができなくなれば、年度の途中でも誰かが自治会長代理として、あるいは自治会長になり自治会の仕事を全うしてきました。

当番は迷惑という「自分の考え」だけで役員の仕事を減らすべきと主張する人はちょっと問題です。

1年交替制の自治会役員でも恐らく大半の人は少なくとも1年間は頑張ろうと思っています。
同期の役員はお互い助け合うという気持ちが働きます。
町のボランティアは自治会に協力したいと思っています。
この助け合いの精神を生かして自治会がやるべき仕事をこなすようにしてほしいと思います。
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自治会長の最初の仕事は自治会組織の理解

2012年10月05日 | 日記
横浜市港南区日限山4丁目の西洗自治会は役員が1年交替当番制です。
早くも来年度の当番と交替を検討する時期が来ました。

西洗自治会は上部組織として総務部、庶務部、防犯防災部、生活環境部、福祉文化部、経理部、会館部があり、下部組織として西洗子ども会、日限山いぶき会、納涼大会実行委員会、西洗あるこう会、西洗災害時助け合い協議会、西洗火消しの会、家庭防災員があります。
この上部組織のメンバーが自治会役員と呼ばれ、1年交代当番制です。
下部組織のメンバーは主としてボランティアからなり、必要に応じて自治会役員もメンバーになっています。
自治会長は就任するとまずこの組織を勉強しなければなりません。

しかし勉強してもなかなか理解できないと思います。
そこで西洗自治会では各部にアドバイザー(各部活動に経験知識のある人など)をおく仕組があります。
今年度はこのアドバイザーの仕組が有効に活用されなかったと思います。
そのため上部構造と下部構造の協力体制をつくるのにそれぞれの責任者は一苦労したと思います。

組織について知識がないと、自治会長は組織に一々連絡、相談、指示などをすることを面倒と思いやすいと思います。
したがって自治会長は、自分一人で考えたり、自分が話しやすい人と相談したりしやすいと思います。
これが一番楽な方法だからです。

しかしこれをやってしまいますと、折角の自治会組織が機能しなくなります。
面倒と思っても、やはり組織に連絡する、相談する、考えてもらうことなどは自治会運営の基本です。

関連組織がなく、既存組織では解決がむずかしい新しい問題が発生したら、あるいは発生しそうであったら、これも面倒と思わず、自治会長は部長会や役員会に諮って関連組織を新設することを考えるべきです。

役員会にはアドバイザーに出席してもらい、問題を諮りやすくしておくことが大事です。
アドバイザーは自治会の頭や手足となってその活動を助けます。

ワンマン社長が会社を駄目にしやすいように何でも自分だけで考える自治会長も自治会を駄目にする恐れがあります。
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町に2分割の恐れがある土地発生

2012年10月01日 | 日記
西洗第三公園の東側、14班の西側の土地ですが、中古住宅がのった259㎡の土地が売りに出ています。
いくつかの原因があってなかなか買い手が現れません。

ところで気になることはこの物件の仲介に特に力を入れているのが三井のリハウス上永谷店です。
三井のリハウス上永谷店は分譲住宅会社に土地を買わせ、土地を細分化して狭小分譲住宅をつくらせ販売することで有名です。
現時点では三井のリハウス上永谷店は1面で売りに出していますが、なかなか売れないと2分割して狭小分譲住宅をつくることを考えるかもしれません。
1面のまま売れることを祈りますが、2分割の計画が出てくる恐れがあり要注意です。

三井のリハウス上永谷店は6班の土地を2分割し狭小分譲住宅を2棟つくる計画を立て、近所の人々と争いを起こしたことが二度あります。
最近では2009年に争いを起こしています。
このときは近所の人々は町の人々の反対署名を集めて激しく反対し分譲住宅会社の計画を阻止しました。
それ以来、約3年、4丁目では2分割の計画はありませんでしたが、そろそろ三井のリハウス上永谷店が動き出す恐れがあります。

三井のリハウス上永谷店が戦略的に扱っている狭小分譲住宅は若い人にとっても住みやすい住宅ではありません。
町の住環境保全の観点からも望ましい住宅ではありません。
隣家の壁と壁の間の距離が短く延焼しやすくて防災上も問題です。
三井のリハウス上永谷店は自分の収益を考えているだけで、若い人のことも町のことも考えていません。
町づくりのロマンを持っている不動産仲介業ではありません。
三井のリハウス上永谷店自身が言っていますが、不動産の「ご所有者様の想い」、つまり高く売りたいという思いを大切にしているだけの収益主義の会社です。

問題の土地が1面のままで売れるまで近所の人々や町の人々の緊張状態が続きそうです。
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