わが町は美しいと思って満足してしまうと、町づくりが保守になり、なるようになって意外に町が美しさを失うことがあると思います。
生垣や塀の作り方ですが、まだまだ閉鎖的で、町の美化に役立っている庭づくりという考えは弱いのではないでしょうか。
まちなかの十字路ですが、左右から車が来るか見通しが悪い状態の生垣や塀は多いのではないでしょうか。安全な町づくりの考えが弱いと思います。
舞岡公園正門に通じる大通りの歩道の植え込みですが、ボランティアが月に1回草取りをやっていますが、すぐ雑草が目立つようになります。植え込みや並木を美しくすることまでは手が回りません。有名な公園正門に通じる大通りにしてはちょっと貧相です。道沿いの家ですが、公園に通じる大通りであることを意識して道路沿いの家の壁と歩道の間の空間や囲いの美化を考えている人は少ないのではないでしょうか。
西洗公園はできて約50年になります。問題点がはっきりしてきました。北側の砂泥運動広場は小さく、夏祭り会場としては狭いと思います。南側の遊具広場は大きく、こちらを運動広場にすれば、夏祭りがやりやすくなります。遊具は北広場に移すといいと思います。北広場と南広場が階段で結ばれていますが、老人、車椅子、ベビーカー、幼児には危険です。高低差を小さくし、ゆるかやなスロープで結んだ方がいいと思います。
南広場の東門と西門は通路の傾斜がひどく、非常に危険です。南広場をもっと低くした方がいいと思います。
ケヤキが非常に美しいのですが、ケヤキが多すぎます。秋冬、枯れ葉がものすごく、北広場は毎日枯れ葉掃除が必要で、ボランティアの負担を重くしています。周辺住民は毎日道路掃除をやっています。屋根の樋に枯れ葉がたまる被害も出ています。
公園広場周辺には雨水桝がありますが、砂泥、枯れ葉、木の根がつまり、排水機能がありません。雨水は広場周辺のL字溝手前の土面をけずって門から道路に流れ出ています。ボランティアは広場の中央がちょっと高くなるように砂泥を盛り、広場に水たまりができないように雨水がすぐ広場周辺に流れるようにしています。
約50年の公園です。かつて美しかったソメイヨシノは全滅です。広場の使い勝手、通路の階段や傾斜、ケヤキの枯れ葉、排水の問題も含め、抜本的に設計し直した方がいいと思います。そうしてもいい時が来たと思います。
日限山3丁目や南舞岡を考えれば、町は4000戸規模と結構大きい町ですが、その中心の大きな十字路「港南プラザ前」周辺は商業施設が充実していないと思います。角の生協は中核的商業施設ですが、店長はこの店が町の中核的商業施設と思っているか疑問です。頑張ってエレベータをつければ、2階が生活用品の売り場として活きてきますが、いまだに階段だけです。住民に対する配慮が乏しいと思います。1階に正月商品を置くと言って重い土壌などの園芸用品を2階に置いています。冬は園芸をやるなと言っているようなものです。
生協のお惣菜やお弁当が充実して大変便利になりました。さらに町の人が気楽に行けるちょっと広めの明るい町の食堂ができるといいと思います。友人知人とおしゃべりしながら食事をし、さらに碁でも将棋でもやれるような集会所的町食堂なら最高です。
町の周辺は広大な緑地帯、あるいは市街化調整区域に環状に囲まれています。都市計画道路横浜藤沢線を含めて開発はこれからです。隣町のことですが、日限山4丁目、あるいは日限山(1-4)の隣接地のことです。わが町の中だけでなく、周辺を散歩などで利用している人が非常に多いと思います。重大な関心をもって自分の町周辺の開発について考え、行政などにも要望を出した方がいいと思います。
結構、現在の港南区、さらには横浜市は、このあたりの環境保全、改善、みどりアップを重視しています。
ひぎり連合自治会に高齢者部会があって高齢者にやさしい町づくりが議論されています。高齢者、車椅子、ベビーカーなどが安心して通れる平坦な歩行者専用緑道を町の周辺につくることを提案しています。上永谷駅ー小菅ヶ谷北公園・舞岡公園ー舞岡駅を結ぶ大緑道、日限山・南舞岡を囲む環状緑道の二大緑道の建設を提案しています。緑道とは、通常の並木道とは異なり、森林・林の中を歩いているような感じの平坦な(アップダウンがない)散歩道で、車の通行がありません。横浜では都筑区の緑道が有名です。
このような長期的大規模な環境改善計画は、ひぎり連合自治会に「町づくり部会」を設け、行政、近隣の町々とも連携を保ちながら実現を信じて調査企画を進めるといいと思います。
町づくりは、常に改善を考えると町に希望が出て町の活性化に役立つと思います。