港南区でも少数の新感染者が発生し続けていますが、集団感染をおこした場所に関する情報は流れていません。住民がどこかに行って感染したという場合が多いのではないでしょうか。区内病院、老人施設などは感染拡大防止に注意しているようです。横浜では横浜駅周辺の繁華街、桜木町・関内周辺の繁華街などで感染者が出ているようです。
横浜市はイベント経済重視です。ウイルス禍の渦中、ちょっとちょっとと思うのですが、たとえば8月7日から23日まで横浜赤レンガ倉庫で「台湾祭in横浜レンガ2020」が開催されます。3密になるのではないでしょうか。
今日本では感染拡大第二波が生じており、その波は第一波より大きくなる恐れが大きいのですが、意外に市は危機感が薄れていると思います。発症して苦しむ人が少ない、死者が少ないなどと思うようで、ウイルス禍慣れしたかのようです。マスクをしていれば安心という思い違いをしている人も増えているようです。
会議、会食、会談などが次第に増えていると思います。
積極的な感染検査が行われ、たとえば日限山4丁目には感染者がいないとわかっていれば、会議、会食、会談は自由と思いますが、残念ながら日本は感染検査に消極的です。ウイルス対策先進国のように無料で感染検査を受けることができる体制になっていません。反対に非常に感染検査体制が貧弱で、受けたいと思っても簡単には受けることができません。発症者とその接触者でないと受けることができません。軽症の人が病院に行くと、普通の風邪扱いだそうです。無症状の人が自分の希望でやってもらうと万円の単位のお金がかかるそうです。規制がうるさくて病院も簡単に検査体制を設けるとことができないようです。
このような現状です。人々は感染の恐れが大きくなるような行動を避けるしか方法がありません。感染の不安がある状態で経済を回復したいといくら市が叫んでも経済は回復しないのではないでしょうか。