咲きっぷりがいい、散りっぷりがいいは桜の特徴ですが、ヨウコウは散りっぷりがよすぎるのではないでしょうか。西洗公園にある2本のヨウコウ(約10年もの)は、1本は3月25日満開、3月27日早くも花びらが舞って、木はみすぼらしくなりました。もう1本は、26日、27日満開状態でした。
ソメイヨシノは開花から満開になるのに数日かかり、満開状態が数日あり、散る時は花吹雪となって散ります。
ところで、公園北端部は十字路の角地で、道路の角は、人や車が曲がりやすいように斜めにカットされています。このカットの斜めの部分、公園の柵と道路のL字溝の間は、幅50cmぐらいの間隔があります。柵の中が高いので、本来、のり面(斜めの面)になっていたのではないでしょうか。芝が植えられていたかはわかりません。雑草が生えていただけかもしれません。
長い間に土が流出し、現在のように柵とL字溝の間は平らになってしまったのでしょう。最近、数十年間は、何と近くの人々のごみ集積場所となり、人々はごみやポリバケツなどを公園のへり、つまり柵とL字溝の間の空間に置いてきました。
この空間を人々は箒などで掃除をしてきたので、土は穿れ(ほじれ)、窪地になってしまいました。柵の内側は30cmほど高くなっており、オオムラサキツツジの植込みになっています。この植込みのおかげで土の流出は防がれていますが、ほかの木の根も混じって、木の根が露出し、荒れがひどい状態でした。
現在では、西洗公園のへりではここが一番荒れがひどく、見苦しいところです。ごみやポリバケツが置いてあると公園のへりは「ごみ捨て場」の景観です。収集車が来て、ごみがなくなり、からのポリバケツが残っているとポリバケツが不法投棄されているような景観でした。からのポリバケツがなくなると、荒れた公園のへりが目立ち、見苦しい場所でした。
人の心理はおかしなもので、ここをごみ集積場所として利用している人は、ごみ集積場所があることを重視し、ごみや落葉の掃除はやるが、公園の中をごみ集積場所にしていることとか、公園のへりが荒れていることにはまったく気を使いません。人の家の前も、公園の前も、人の家や公園に感謝し、美を大切にすべきなのに、公園については美を気にしません。公園に対する感謝心を失っています。変ですね。問題ですね。
すでに西洗公園愛護会事務局はここをごみ集積場所にしている3人と情報交換を行いました。今後も続けます。
一方、事務局はへりの修復を行います。すでに1/3作業を終えました。修復をしながら公園のへりをごみ集積場所にすることはよくないこと、その前のL字溝にごみやポリバケツを置くようにと人々に説得し続けます。
西洗公園は主に日限山(4)の住民のため、横浜市が用意してくれた貴重な公園です。美しい公園だと喜び、楽しんでいる人々が多い公園です。公園のへりが見苦しいと中まで見苦しいのではないかと道行く人は思います。
日限山(4)の老若男女、みんな協働して西洗公園の美化に努めましょう。公園を居場所、活動場所ににして、町の生活を明るい豊かなものにしましょう。
この季節、西洗公園の芝生広場でレジャーシートを広げてピクニックを楽しむ家族や仲間が増えています。小学生仲間もピクニックを楽しんでいます。公園愛護会事務局は嬉しくてたまりません。
これから芝生広場を拡充します。花の咲かないオオムラサキツツジの植込みを整理し、草花を増やしていきます。枯れる木を整理し、今後50年に耐える美しい樹林地の若返りをはかります。運動広場と芝生広場を緩やかなスロープで結び、ベビーカーも車椅子も安全に園内を移動できるようにします。充実した遊具は維持します。芝生広場の砂場の近くに水場(水道)を設けます。
これらは港南土木事務所の協働が必要です。西洗自治会と西洗公園愛護会は、協働して事務所の協働を求めていきます。実現のためには日限山(4)の全住民の協働が大切です。協働、「人の和」が今後50年、この町の発展のカギになります。
頑張れ、日限山(4)。老病多忙貧困に負けるな。