花曇りとか夜桜という言葉がありますが、やはり桜は青空の下で見るのが一番です。舞岡公園のソメイヨシノは、おおかた、かなり散っているのですが、こぶし広場の桜はそれほど散っていませんでした。水曜日午前中です。花見客はあまりいませんでした。
こぶし広場
こぶし広場の隣が公園管理詰所があるけやき広場ですが、ここもソメイヨシノが美しく咲いていました。広場は緑の草原になっています。1家族だけが、広い草原にシートを敷いてお花見を楽しんでいました。
その隣のおおなばの丘は山桜も混じる舞岡公園随一のお花見の場ですが、ソメイヨシノはかなり散っていました。こぶし広場、けやき広場に近いのに不思議です。ソメイヨシノは、土壌が乾きやすい所では、生気が弱いのかもしれません。
ところで、4月下旬から5月上旬、新緑の舞岡公園を散歩すると至福を感じます。特に瓜久保、かっぱ池あたりは大好きです。谷戸の谷部、奥まったところで、自分が緑の自然に溶け込むような気持になります。
なお、西洗公園の正門を入って右側の3本のソメイヨシノは、老木になり、枯れ始めていますが、まだよく咲く方です。ソメイヨシノは横に枝がはるので見栄えがするのですが、枝が折れて人の上に落ちると危ないということで横にはった枝は切ってしまっています。そのため、上に突っ立った形になっており、今は昔の美しさを楽しむことはできません。
公園の南の縁に植わっているソメイヨシノはなぜか元気がなく、枯れがひどく、花付きは悪く、伐採した方がいい状態です。土地が道路より高くなっており、土壌が乾きやすく、かたくなるのでしょうか。世話が不十分で、肥料もなく、元気を失ったのでしょう。