昨年、90歳になって急速に足が弱くなって、仕事・運動ができなくなった独居の男性の老友がこの町にいます。アメリカ在住の娘さんがいて、現在、日本に来て父の世話をしています。夫はイギリス人で、今はアメリカで仕事をしています。娘さんは日本にい続ける訳にいかず、対策に苦慮しています。
老友は、アメリカに行く気はないようです。デイサービスを利用していると聞いていましたが、昨夜、電話をすると、ちょうどアメリカから来ていたお孫さんが電話に出て、家にいないと言いました。
デイサービスでまだ家に帰っていないのは変だと思いながら、入院したのかと聞くと、お孫さんは、「おじいちゃんに連絡します。おじいちゃんから電話します」と言いました。
待っていると、すぐ老友から電話がかかってきました。元気な声で、〇〇にあるショートステイを利用していると言ってきました。今後どう生きるかが大問題です。一番の悩みは食事です。弁当をとる、ヘルパーを雇うなどの方策がありますが、どうも食事つき老人施設を利用する線を考えているようで、ショートステイは足ならしのようです。
ショートステイは退屈ではないかと聞くと、ちょっと運動の時間はあるが、そのほかは暇でしょうがない、碁が好きだから相手になる人がいないか探しているが、今はいない、しょうがないからテレビを見ているとのことでした。
これまで前向き思考の人で、歩けなくなっても、老人施設利用の線でも、思考は前向きであることがわかって安心しました。終始、言葉は元気でした。老友であり、生き方の私の先生でもあります。91歳です。現状、まだ杖をついてちょっと歩けますが、平坦、短距離です。段差があると転びそうになります。
私は、84歳、老病に苦しんでいますが、医師からちょっと苦しいと思う程度の仕事・運動をやるようにと言われ、家事、庭づくり、真鯉の飼育、木工(今は、町の夏祭り用子ども山車にとりつける4輪台車を制作中。その他、小品は必要に応じて制作しています)、西洗公園での週3回のゲートボールと公園愛護会活動を楽しんでいます。近所の助け合いの実験で他人の家のススキなどのきつい雑草とりもやっています。根の深いきつい雑草取りは慣れた仕事です。疲れ切らないように休みながらやっています。動けなくなると、横になり、どこでも寝てしまいます。
公園で立ったまま眠くなってしまい、ベンチで寝たこともあります。
食事がおいしいので本当に助かっています。