maaat aqua blog

テレビでも見たことのある、サンマ蒲焼缶の炊込みご飯を作ってみました。。





うまうまでしたよ＾＾

今回は、少し水加減を減らしましたが、やはりネバネバしますね・・・
ご飯に粘り気が多いかったのは、安いお米を買ってしまったからかもしれません。
白い米粒が入っていますので、たぶんもち米が含まれているようです。

１００％コシヒカリとか、ちゃんとしたお米にすればよかった。。。

３Kgもあるので、当分はこのお米を食べないと・・・
一度、米だけで炊いてみないといけませんね。。
どんな感じになるか・・・

中国の抱える問題がクローズアップされてきて、各国は生産拠点を自国に戻す動きがあります。
若者の就職難問題を抱える日本もそうすべきなんでしょうね。。

その障害になってるのが、若年者の労働賃金の高さ。
高学歴社会になって、大部分の若者が大卒以上の学歴になっちゃいました。
企業の初任給は、高卒と大卒に分かれてるぐらいで、大卒ならば東大卒も学生確保に喘いでいる末端レベルの大学卒も同じ大卒初任給です。

物づくりという生産プロセスは、いわゆる労働者と言われる現場作業員に一番多くの人間が必要です。
それを纏める管理者はそれより少なく、指針を与える経営者はさらに少ない。

先進国の多くは、自国民の高学歴化に対して、移民を低賃金で働く労働者として受け入れることで生産プロセスのバランスを取って来ました。

しかし、日本は移民を受け入れることには反対でしょう。
僕も、移民はもちろん、技術の学習目定以外の労働者としての外国人労働者の大量受入れはすべきでないと思います。
先進国は現在その移民対策問題で悩んでいますから。
やはり、賃金格差、人種差別など不安定要素を抱え、治安の悪化や国内情勢の不安定化を招いています。

何が言いたいかというと、日本の場合、国内に生産を戻すためには、大卒の中からある程度の低賃金で働く現場労働者を確保しないといけないと言うことです。
高度成長期に育った保護者たちが抱く、大卒＝ホワイトカラーのイメージを破壊しないといけません。

商品のコストは圧倒的に現場労働者の賃金で決まります。
経営合理化で販売管理費比率を下げる努力も必要ですが、それは世界中のどの企業もやっています。
機械化してコストダウンすればよいと考える人もいますが、それもすぐ世界中で行われてしまいます。
結局は機械のオペレーターなどの現場労働者単価が製品コストに効いてくる。

しかし、それだけでコストダウンをしようとすると、同じ日本人の中で貧富の格差が広がる。
したがって、これまでの年功序列型の賃金カーブの見直しや、管理者層や経営層の賃金引下げもある程度同時に必要でしょうね。

目先の給与額を下げずにコストダウンを実現するには、思いっきり円安にして海外から見た相対的な労働単価を下げる方法もあります。

いずれにしても給料に対する相対的な物価は高くなります。

一方、国内だけで生産と消費が行われていた江戸時代以前のように、国内だけで物価が決まるのであれば賃金を下げる必要も円安にする必要もありません。
当然、生産コスト高で食料を中心に物価が上昇し、江戸時代のエンゲル係数に戻らざるを得ない。。

日本国民が今の豊かさを維持するには貿易に頼るしかない。
しかし、世界情勢が変化していくので、いつまでも同じ豊かさを維持することは困難になってきています。
だからといって、安易に生産以外、たとえばマネーゲームなどで稼いだり経済を廻そうとすれば、いずれ破綻する時が来ます。

ず～っと将来、途上国などの貧困国が中国のように経済成長し労働単価が上昇すれば、どこで生産しても同じことになり、賃金に対する相対的物価は確実に上昇します。

行き詰るところ食物の価格暴騰が最大の問題になるでしょうね。
その前に、第三次世界大戦などで国境線や人口分布など世界情勢が変わるかもしれませんが・・・

ソ連型社会主義は破綻しました。中国型社会主義も限界が近いでしょう。
資本主義も貧富の格差が情勢不安を招くでしょう。

それに対し日本は、武家社会の家族的主従関係が精神的基礎にあるため、論理的イデオロギーに縛られないほぼ理想的な全体主義でも個人主義でもなく、かつ、社会主義でも資本主義でもない中庸なバランス国家でした。
最近、欧米の資本主義を模倣する傾向が強いですが、日本型の国家像を見据えて、生産システムを磨き上げればよいのではと思います。

高度成長期やバブル期のイメージを払拭し、新たな雇用形態が見えてくると、若年層の就職問題も国内景気問題も解消されるのではないかと思いますね。