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WEIPRO静音化まとめ

2012-12-01 17:56:57 | aquarium
価格が安い割りに能力があると言われているWEIPROですが、安さゆえの造りの雑さがあるのは否めません。
しかし、手を加えることで静かで使えるスキマーにすることが可能になります。

ま、一般的にはサンプやスキマーなどはキャビネットの中に納められるのでスキマーの騒音は気にならないのかもしれませんが、うちの場合サンプが表に出てるので、直接音が聞こえてきます。
キャビネット内設置の方も、騒音を元から絶てば、更なる静けさが得られることでしょう。。
音も臭いも元から絶たなきゃダメです。。

WEIPROを使う上で生じる騒音は、①ポンプの動作音、②エア吸気音、③ベンチュリーの振動音、④排水音、⑤泡の弾ける音です。

このうち、④排水音と⑤泡の弾ける音は、排水泡消しスポンジの取付けやコレクションカップの蓋をするといった正規の組み付けで、ほとんど聞こえなくなります。

①ポンプの動作音
これは、出来るだけ騒音の少ないポンプを水中で使用するのが一番です。
WEIPROは造りの甘さから、外掛け使用では漏水の恐れがありますので、インサンプでの使用が是非ともお勧めです。。
というか、後述のベンチュリーの振動音も含め、静音化のためにはインサンプが必要条件となります。
インサンプであればポンプも水中設置となり、ポンプの動作音はほとんど聞こえなくなります。

ポンプの設置は吸盤などのゴムで水槽壁や底などに振動が伝わらないようにします。
また、スキマーとの接続は、ポンプの振動をスキマー本体に伝えないようにするため、やわらかめのホースで繋ぐのがベストです。

②エア吸気音
付属のエア吸入パイプでは五月蝿すぎます。。
1.5mくらいのエアホースに替えるだけでもかなり静かになります。
エアホース先端にサイレンサーを用いたり、先端の吸入口を半密閉空間(コレクションカップ内とか上部フィルターボックス内など)に設置すれば、これもほとんど聞こえなくなります。
ちなみに、エアホース先端はスキマー内水位より高い位置にしておかないとスキマーが停止した時に海水が漏れる恐れがあります。。

うちでは、Rioやマキシジェットに付属してくる小型サイレンサーを連結してエアホース先端に取り付け、それを上部フィルターのBOX内に設置しました。




③ベンチュリーの振動音
ベンチュリーでエアを砕く時に出る振動は、インサンプにしベンチュリーを水没させることで軽減されますが、振動音は本体を伝ってチリチリとかチュルチュルとか聞こえてきます。
これを防ぐには、ベンチュリーと本体の間に柔らかめのホースをはさむのが効果的です。
透明ナイロンホースを挟んだところ劇的に静かになりました。
しかし一晩放置しナイロンホースが硬くなってくると少し音がしましたので、さらに柔軟な細めの耐油ホースに交換しました。



透明ピンクなホースで、中を気泡が凄い速さで流れてる(白っぽく見えるのがソレ)のが見えます。



これで、ベンチュリーの振動音はほとんどしなくなりました。

以上、これらの対策で、スキマーを使う以前のレベルまで静けさが得られました。

ちなみに、WEIPROの形式選定では適応水量に余裕を持ったほうが良さそうです。
うちは水槽とサンプ合わせて150リットルほどですが、150ガロン対応のSA-2014(頂き物です^^)を使ってます。。



現在一番大きな騒音は、マキシジェットMP-600とMP-900の動作音です。
もっと静かなPHを探すか・・・・
MP-900よりもMP-600の方が騒音が大きいので、MP-600のインペラのダイナミックバランスの問題かもしれません。。

あと、水槽のオーバーフロー管の落水音も少ししますね。
オーバーフロー管内の水位を上げて対策をとってるのですが、まだ少しエアを巻き込む音がします。
それから上部多段濾過槽の落水音などですね。
小さなチョロチョロという音ですが、部屋が静かなだけに他の静音対策をやった現在は気になります。。


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