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CPUクーラーの吸気抵抗

2010-06-20 17:44:54 | パソコン
高負荷時のCPU温度が、ケースの蓋を開けてるときより閉めたときに上昇するのは、ケース内に熱がこもるからと思っていたのですがー
冷えるクーラーがないかと探している際、ふとした疑問が・・・

それは、蓋とクーラーのクリアランスはどれくらいあれば問題ないのかということ。

ファンの吸気側のスペースは今まで、あまり気にしてませんでした。
もちろん、穴の開いてない蓋とファンが密着している場合は空気が流入できませんから、エアフローが0になることは容易に想像できましたが・・・
適当に開いてればいいかと・・・


ちょっと実験してみました。

ファンを排気を上向きにしてテーブル面に置き、手で少しづつ持ち上げてゆき、テーブル面との距離と風量をチェックしました。
ただし、エアフローを測る計器はないので、手の皮膚による体感での判断ですw

結果はー

★ファンの直径以上離すとほぼ場MAXの状態で変化がなくなります。
★ファンの半径ぐらいまで近付けても、若干風量は落ちますが、まだ十分な風量を確保しています。7~8割くらいでしょうか・・・
★ファンの半径より近付けていくと急速に風量がダウンしていきます。

クリアランスがファンの半径よりが狭くなると吸気抵抗が著しく大きくなるようです。
もちろん、排気側のクーラーの放熱板のエアフロー抵抗がより大きければ相対的に影響は小さくなりますが・・・

窒息ケースでのトップフローの場合や、サイドフローでも大きなグラボが接近している場合などは思ったほどエアフローが確保されていない可能性がありますね。

Intelのリテールクーラーが背が低くなったのと羽の側面が開放になったのは、小型PCに採用された場合の吸気抵抗の改善のようですね^^
配線を整理しないと羽に当たりそうなのは置いといて、よく考えられてますなーw

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